大腸の内視鏡検査の日、
夕方面会に行ってみると、
息子はベッドにいなかった。

10分ほどで戻ってきたが、聞いてみると。

内視鏡検査とGCAPを立て続けに受けていたらしい。



検査の様子を聞いてみた。

以前の病院でも内視鏡検査は受けたが
息子いわく「まるで違う」とのこと。

まず麻酔。

今回はもちろん意識はあったし
多少の痛みや違和感も良く分かったそうだ。

が、以前の病院ではもうろうとしていて
何も覚えていなかった。

以前の病院では私も一度立ち会ったが
息子は枕元にいる看護婦さんと何かと話をしていた。

が、あとで聞いてみると何も覚えていないという。
終わってからも立って歩けなかったと。

そう言えば検査後、
息子は車いすで検査室から出てきたっけ。

「前の病院の麻酔って強すぎたんじゃない?」
と言った息子に私も同感だった。

意識がもうろうとするほどの麻酔をかける必要が、
大腸の内視鏡検査にあるんだろうか。



そして時間。

長ければいいというわけではないが、
以前の病院では割と早く終わった記憶がある。

30分もせずに検査室から出てきたような・・・

が、今回は1時間くらいかかったそうだ。

検査途中で、先生と助手のような人が
「これ、UCなのかなぁ~???」
と何度も言っていたのを息子は聞いていた。

UCとはもちろん潰瘍性大腸炎のこと。

UCっぽくない潰瘍ってどんなものなのだろう。



調べてみると、潰瘍が直腸から奥の結腸まで
断続的に広がっていくのが潰瘍性大腸炎。

それに比べてクローン病の大腸の潰瘍は
あちこち飛び飛びに出来る。

潰瘍と潰瘍の間に正常な部分もあるとのこと。

素人の私にはその程度しか調べられないし分からないが
プロの先生たちには潰瘍性大腸炎としては
何かしらの疑問の余地があったらしい。



その後先生がいらして説明をしてくれた。

炎症はだいぶよくなってきていて
それはステロイドを増やしたせいと
GCAPのおかげもあるのだろうと。

が、見ただけではやはり潰瘍性大腸炎との断定はできず、
大腸の生検のための細胞も取ったけれども
違う検査もしていきたいと言っていた。

クローン病の可能性があるとしたら、
大腸以外の消化器官にも何かしらあるかもしれないので
胃カメラと小腸のバリウム検査をすることになった。





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