足の腫れが取れ、
あとは皮膚のただれというか炎症だけになったが、
これはきっとすぐには良くならないだろう。
少しずつ少しずつ、炎症が治まって
皮膚が再生していくのを待つしかない。
パンチ生検のときに皮膚科の先生が言っていたが、
元通りのきれいな皮膚には戻らないのだそう。
ひどい人はケロイド状になってしまうが、
そうでなくてもやけどの跡のように
少しひきつった感じになるらしい。
足でよかった。
しかも、一番ひどいのは足の親指の根元なので
その部位であれば靴下を履けば見えないから。
まだ若いから成長するに従って
傷跡も目立たなくなるかもしれない。
そんな期待をついしてしまった。
人によってはこの壊疽性膿皮症は
お腹のあたりや脛に出ることもあるようだ。
再発することもよくあるらしい。
そんなことを考えるとつい暗くなってしまいがちだが。
一度経験しているので
今度は気がつくのも早くて処置も早くできれば
今回のようにひどくなることもないかもしれない、
と、前向きに考えることにした。
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