6月17日に病院で診察を受けた際に新しい先生に代わりました。
この先生は潰瘍性大腸炎専門で大学病院から週1で来てくれる先生。
色々診察を受けた結果、
ペンタサ注腸
という薬を処方されることになりました。
これは液体の薬を直接腸に入れるタイプの薬。
去年の11月に胃腸炎になったときにしばらく
「レクタブル」
という腸に入れるステロイドの薬を使用したことがありますが液体は初めて。
実際に2週間使用した感想をレクタブルと比較しながら書いてみます。
①手間について
「レクタブル」の場合は立ったまま注入ができるためトイレの個室で行えます。
入れ終わったら即終了といった感じ。
一方で「ペンタサ注腸」の場合は横にならないと入れられないのでスペース必須です。
しかも薬剤が液体の底に粉が沈殿している状態になっているので振ったとしても、
時間が経つとすぐに沈殿してしまうので手早く入れないといけません。
薬剤を注入するときは体を左下にして入れるのですが、そのあとは
1分うつぶせ→1分左下→1分仰向け→1分右下
と体位変換をしないといけないので「レクタブル」より手間も時間もかかります。
私の場合は「レクタブル」は朝晩2回、「ペンタサ注腸」は1日1回
と言われていましたが2回でも「レクタブル」のほうが圧倒的に楽でした。
②薬を入れた後について
「レクタブル」はもこもこしたクリームみたいなものが入るためか異物感とかも特になく、
薬を入れた後に出したくなるような感じはほとんどありません。
一方「ペンタサ注腸」はサラサラとした液体なので慣れない頃はすぐに便意を感じて出したくなりました。
調べてみたところ炎症が強い方だと便意を感じやすく、出ちゃう方もいらっしゃるみたいです。
トイレでできれば最悪すぐに出せばいいのですが、横になりながらやらないといけないので
結構大変な人は多いと思います。
③ごみについて
「レクタブル」は数回分が1缶にまとまっているのでゴミ自体は少ないです。
ただ、缶なので捨てるときに中身を出し切ったり危険物に分けたりが若干手間です。
一方「ペンタサ注腸」の場合は1回に1ボトルなので毎回毎回プラゴミが出ます。
しかも薬剤を入れるときに容器の形状か全量を腸に入れきれないため中身を捨てたり
分解して洗ったりが結構手間です。
ただ、ゴミ自体はプラゴミなので捨てやすいとは思います。
④処方時について
これは使用感というより処方されたすぐ後の話ですが、
「レクタブル」の場合は数回分がまとまって1本になっているため持ち帰りがとっても楽です。
缶自体も手のひらから少しはみ出るくらいのサイズなのでコンパクトです。
※丁度「レクタブル」を使用しているときに止まりで出かけたことがありましたが荷物も少なく済みました。
「ペンタサ注腸」の場合は1回1本。
しかも1本100mlなので21回分処方された場合、少なくとも2.1㎏です。
めちゃくちゃ重い。
腕ちぎれそうでした。
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結果として手軽さで言えば圧倒的に「レクタブル」です。
ただ、ステロイドは長期にわたっては使えないとのことだったので
今は「ペンタサ注腸」に慣れるように頑張ってます。