こんにちは 真壁辰郎です。
強風吹き荒れる一日でした。
さて
神社参拝では
誰もが自分の祈りや願いを神さまに届けたい
と思っています。
それには正しい参拝作法で
神前に立つ必要があります。
作法も賽銭箱前だけが重要なのではなく
鳥居をくぐる前から
意識していかなければなりません。
神域におけるあなたの行動や所作の全てを
神さまはずっと見ておられるということを
忘れないようにしましょう。
とくに眷属は厳しくチェックしています。
「神さまにお会いしに行く」
という心構えで鳥居をくぐれば
神域における所作も
おのずと整ってくることでしょう。
それらができてこそ
神さまの波長に
近づくことが出来るのです。
拝殿の賽銭箱の前では
祝詞を唱えたり
願い事を告げるわけですが
そのときに大切なのは
目をつむり下を向かないということ。
このブログではこれまでにも
何度もお伝えしてきていますが
私は目を開けて
正面を見ながらの参拝を推奨しています。
人間同士でも話をするときには
しっかりと相手の目を見て話すように
参拝においても
目を開けて正面を見ながら祈ります。
合わせた手の平の指先は
(親指はクロス)
拝殿内の御神鏡(丸い鏡)に向け
(鏡が無い場合は御扉に向けて)
ご自分の(みぞおち) (指先) (御神鏡)
が一直線になるようにします。
そして指先から
レーザーのような光の道を出すイメージで
その道に自分の思いを乗せながら
本殿へと届けます。
2015年 富士山本宮浅間大社・本殿裏で祈る私
重要なポイントは
肩や腕の力は抜いて
穏やかな笑顔で祈ることです。
そうすることであなたの祈りや願いが
神さまへと届きやすくなるでしょう。
これまでそういう祈り方を
されたことがない人は
試されてみてください。
今までの参拝とは違った感覚を
受けられるはずです。
目を開けての参拝は
神さまに対して無礼にはなりませんので
安心されてください。
祈りで大切なのは
その祈りが通じるか 通じないか
ではなく
「通じるように祈る」
ということ。
せっかく参拝にきたのですから
祈りや願いを
しっかりと届けたいものです。
力まず 穏やかな笑顔で
目を開けて正面を見ながら
ぜひ試されてみてください。