こんにちは
産土神社鑑定士 真壁辰郎です。
今日もいいお天気の東京です。
二十一日間連続参拝のご質問を
時おりいただきます。
現在されておられる人からも
感想をいただきます。
心から応援しています。
神社参拝における祈願法で
「二十一日間連続参拝」
があります。
これは二十一日間連続して
産土神社(うぶすなじんじゃ)か
鎮守神社(ちんじゅじんじゃ)に参拝し
ご自身の守護の神さまに
願いを叶えていただくという祈願法です。
古神道では
三や七は特別な数字であり
それを掛け合わせた二十一には
大きな意味があります。
この祈願法は
今住んでいる家から
産土神社が近い場合は産土神社で。
現住所が生誕地を離れていて
産土神社が遠い場合は
鎮守神社(現住所を守護してくださっている神社)
で行ないます。
この祈願法は二十一日間連続して
参拝するのですが
二十一日間
大雨が降ろうが続けるわけです。
何らかの事情や体調などが理由で
途中で途切れてしまったときには
最初からやり直しとなります。
参拝する時間帯の
決まりはないのですが
太陽が出ている時間ならば大丈夫。
陽が落ちてからの参拝はNGです。
始める日はいつでもかまいません。
一日や二十四節気など
良き日を選ばれるといいでしょう。
参拝の最初の日には
「私○○は
本日より二十一日間連続参拝を
させていただきます。
お見守りの程 よろしくお願い致します。」
そして祈願内容を詳しくお伝えします。
そして二十一日目の最終日には
「本日で二十一日間連続参拝を満願致しました。
日々お見守りいただきまして
ありがとうございました」
とお伝えしましょう。
最終日には
お賽銭もポチ袋などに
少し多めに入れて捧げましょう。
稀に二十一日間の途中で
あなたの祈願が叶ってしまう
こともあるでしょう。
その場合でも途中でやめず
しっかりと最後までやり通します。
この祈願法をしているとき
参拝のときだけでなくあなたの日常生活も
神さまはしっかりと見ておられます。
参拝のときだけが真剣で
日々の生活がだらしなくては
追い風は吹かないと思われてください。
そして二十一日後のあなたの行動が
大切なのは言うまでもありません。
これは「棚からぼたもち」的な
祈願法ではありませんから
されるのならば
それ相応の決意と覚悟が必要です。
二十一日間は長くて短い期間ですが
自分自身を見つめるには
とても良い時間にもなることでしょう。
この祈願法は
人生において
そう何度もやるものではありません。
まさにここぞというときに
どうしても神さまに御力を
お借りしたいときのみに行なう祈願法です。
一度願いが叶うと味をしめ
願い事がある度に
この祈願法をする人もおられますが
それはやめておきましょう。
そういう類いのものではありません。
何度も何度もこの祈願法を
されるということは
そこに大きな欲が入り込んでしまいます。
そうなりますと
二十一日間連続参拝祈願法を
されましても
願いは叶わなくなってくるでしょう。
そういうものだと思われてください。
もちろんこの祈願法をされたからといって
願いが全て叶うわけではありません。
叶わない時には
それなりの理由がありますし
そこに意識を馳せることも大切です。
それでも必ず
追い風はいただけるのです。
この祈願法は
ご自分の産土神社か鎮守神社でされることで
最大の効果を発揮します。
ご自身担当の神さまがおられる神社で
されてこそ大きな意味があるからです。
氏神さまなどでされてもかまいませんが
心強いのは
やはり産土さまか鎮守さまです。
二十一日間連続参拝祈願法を望まれる人は
ご自分の産土神社と鎮守神社に参拝されて
あなた担当の神さまに
ご挨拶をしておきましょう。