こんにちは
産土神社鑑定士 真壁辰郎です。
起床しました時には
すでに雨音が聞こえていました。
午後からは
ときおり激しい風が窓を打ち付けます。
人は年齢を重ねてきますと
残された時間へと
意識が向くようになります。
多くの方々がそうでしょう。
それは二十代では
感じられなかった感覚ですが
若くして大病などを
経験させられた場合は
嫌でもその思いに
向き合わされることにもなります。
「こんなに早く 人生が終わるのかな・・」
「あとどれくらい 生きられるんだろう」
以前に拝見した何かの雑誌の
80歳以上の方々へのアンケートで
「人生を振り返られて 感じておられることは何でしょうか？」
という問に
実に9割近くの方々が
「もっといろんなことに挑戦しておけばよかった」
と答えられています。
人は
「まだ時間がある」
「まだまだ余裕がある」
そう思っている内は
なかなか最初の一歩が
踏み出せなかったりします。
そういうことを
何十回も繰り返しているうちに
気づけば残された時間もわずかとなり
結果
何もできなくなってしまった。
そういう人生を過ごされる人が
たいへん多いという現実があります。
あなたの人生は誰のものでもなく
あなた自身のもの。
他人の目などを気にすることもなく
チャレンジしましょう。
生きていく上で大切なことは
他人と自分を比べないこと。
ライバルを
他人に設定しないことです。
その人の生き方や環境を目標にし
ご自身の士気を高める意味では
いいのです。
ですが人はそれぞれに固有の役割を持って
今世を生きていますから
他人のそれを羨んだり
妬んだりすることは無意味だと知りましょう。
ライバルはあくまでも
過去のあなた自身です。
三ヶ月前の自分
一年前の自分
五年前の自分
その頃の自分よりも成長し
目に入る環境にも
成長が確かにあるのなら
自信を持っていいんです。
一年前の自分と比べてみて
今のあなたはどうですか？
後悔しない人生を望むのならば
過去の自分よりも
一歩でも 二歩でも前に進む生き方を
目指しましょう。
いずれは誰もが
あちらの世界に行くことになりますから
そのときに
「いや～ やりきったなー」
「悔いはなし」
そういう思いに充たされていれば
笑顔で旅立つことができるでしょう。
時間はどんどん流れています。
そして年々加速しています。
躊躇している暇があるのならば
あらたな一歩を踏み出しましょう。
今の状況が厳しくとも
やれることが必ずありますし
今だからこそやれることが
見つかることでしょう。
今を 大切に生きましょう。