こんにちは
産土神社鑑定士 真壁辰郎です。
朝方は雨も降っており
「今日もか・・・」
という気持ちになりましたが
14時ごろから雲の切れ間に
青空が顔をのぞかすようになりました。
明日に期待する思いです。
さて
神社参拝では
誰もが自分の祈りや願いを神さまに届けたい
と思っています。
それには正しい参拝作法で
神前に立つ必要があります。
作法も賽銭箱前だけが重要なのではなく
鳥居をくぐる前から
意識していかなければなりません。
神域におけるあなたの行動や所作の全てを
神さまはずっと見ておられるということを
忘れないようにしましょう。
とくに眷属はずっとチェックしています。
「神さまにお会いしに行く」
という心構えで鳥居をくぐれば
神域における所作も
おのずと整ってくることでしょう。
それらができてこそ
神さまの波長に
近づくことが出来るのです。
拝殿の賽銭箱の前で
祝詞を唱えたり
願い事を告げる時に大切なのは
目をつむり
下を向かないということ。
私のブログではこれまでにも
何度もお伝えしてきていますが
私は目を開けて
正面を見ながらの参拝を推奨しています。
人間同士でも話をするときには
しっかりと相手の目を見て話すように
参拝においても
目を開けて正面を見ながら祈ります。
合わせた手の平の指先は
拝殿内の御神鏡(丸い鏡)に向け
(鏡が無い場合は御扉に向けて)
ご自分の(みぞおち) (指先) (御神鏡)
が一直線になるようにします。
そして指先から
レーザーのような光の道を出すイメージで
その道に自分の思いを乗せながら
拝殿内の御神鏡へ
その後ろの本殿へと届けます。
2015年 富士山本宮浅間大社での私
重要なポイントは力を抜くこと。
肩や腕の力は抜いて
穏やかな笑顔で祈ることです。
そうすることで格段に
あなたの祈りや 願いが
神さまへと届く事になるでしょう。
これまでそういう祈り方を
されたことがない人は
ぜひ試されてみてください。
今までの参拝とは違った感覚を
受けられることでしょう。
目を開けての参拝は
神さまに対してけっして無礼にはなりませんので
安心されてください。
祈りで大切なのは
その祈りが通じるか 通じないか
ではなく
「必ず通じるように祈る」
ということ。
せっかく参拝にきたのですから
祈りをしっかりと届け
神さまにも喜んでいただくには
力まず 穏やかな笑顔で
目を開けて
正面を見ながら伝えることなのです。
ぜひ試されてみてください。