こんにちは
産土神社鑑定士 真壁辰郎です。
今日も曇り空の東京です。
私は家内とお墓参りへ。
お寺さんが同区内なので近所で助かります。
義母が旅立って丸八年が経ちます。
いつも私の誕生日には
連絡をくれていた義母ですが
その年は二日過ぎても連絡がこず
こちらから電話をしても出ないので気になり
独り暮らしをしていたマンションへ行くことに。
夕方でしたが家内は出かけていましたので
ひとりでタクシーを呼んで向かいました。
私は江戸川区
義母は葛飾区の金町
マンションへ向かうタクシーの車中
信号待ちをしていたときでした。
私の心に
「パパ ごめんね」
という義母からの言葉が突然響きました。
私はその瞬間に悟り 覚悟を決めました。
義母が住んでいた高齢者マンションに着き
部屋のインターホンを鳴らしましたが
応答がなく
管理人さん立会いのもとで
部屋のドアを開錠していただきました。
管理人さんがドアを開けますと
部屋の電気はついており
名前を呼びましたが返事はなく
ふと左側の浴室の電気が
トビラの隙間から漏れているのが気づきましたので
私が開けますと
浴槽で倒れている義母の姿がありました。
管理人さんが警察に連絡を入れ
その後は私が家内や義弟に連絡を入れて
到着を待ちました。
その間が
やけに長く感じたのを覚えています。
とても寒い日でした。
あの日から丸八年
義母は76年の生涯でしたが
本人はどうだったでしょう。
納得のいく人生だったならばと
願ってやみません。
今こうしてこの記事を書いていますと
すぐそばに義母の御霊が来ているのを
感じます。
私の仕事部屋の机のそばには
義母のお仏壇があるのですが
そちらからビンビンと伝わってくるのです。
旅立たれた故人が喜ばれるのは
「思い出してもらえる」
ということ。
個人との記憶や言葉の音など
それを思い出してあげるだけで
御霊への供養となるのです。
菩提寺やお墓が遠方で
なかなかお墓参りに行けない
という方も多いと思います。
その場合はお部屋でお線香を灯しながら
故人の事を思い出してあげてください。
それだけでもしっかりと
霊界には届きますから。