産土神社鑑定士 真壁辰郎です。
昨日
下記のようなご質問をいただきました。
ご本人様の了解を得て
こちらで書かせていただきます。
「私が参拝する鎮守さまでは鈴があるのですが
これは鳴らしたほうがいいのでしょうか?
私はあまり音は出さないようにして
少しだけ鳴らしているのですが
これでいいのでしょうか?
ご教授いただけたら嬉しいです」
神社では
拝殿に鈴のある神社もあります。
ただし鈴があっても
現在はコ〇ナの影響で
使えなくしてある神社が多いのが現状です。
今まで同様
普通に使える神社はむしろ少ないはずです。
参拝の時に鈴を鳴らすのは
自分が来たことを
神さまに知らせるため
呼び鈴のような役割
と
仰る人もおられるのですが
私はそうではない
と捉えています。
参拝する神社の神さまは
お呼びしなくとも
参拝者が鳥居の前に立った時に
すでに気づいています。
そこからずっと
あなたのことを見ておられるのです。
拝殿の鈴は
鳴らすことでその音色で
自分の身を清めるためにあります。
けっして呼び鈴ではありません。
鳴らす回数に決まりはないのですが
1回~3回くらいがいいでしょう。
近くに人がいる場合は
恥ずかしいかもしれませんが
控えめにというよりは
できればしっかりと鳴らした方がいいです。
これは二拝二拍手一拝のときの
拍手も同じです。
強めに打ち
しっかりと鳴らしましょう。
そのほうが
祓い清めの効果も高いのです。
鈴も柏手も
神さまを呼ぶためにではなく
ご自身の祓い清めのためにある
そう捉えていただければ幸いです。
よろしくお願い致します。
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