拝で上体を平行まで曲げる理由 | 幸せを呼び込む神社 神さまからの後押しを頂く参拝とは

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こんにちは
産土神社鑑定士 真壁辰郎です。


午前中は真冬並みの寒さでした。


明日はさらに気温が下がるそうです。

暖かくして過ごしましょう。



昨日の記事の続き(補足)になります。



「拝はゆっくりと深く
 というのはわかりました。
 上半身が平行になったところで一瞬とめる
 というのは何か理由があるのでしょうか?
 教えていただけたら幸いです。」


というメールをいただきました。

とてもいいご質問でしたので
こちらでも書かせていただきますね。


参拝時における二拝二拍手一拝

これらはゆっくりと丁寧に

特に拝は深く
上体が地面と平行になるまで
下げるのがベストなのですが

平行になったところで三秒ほどでも
とめたほうがなお良しです。

とくに最後の一拝のときには
そうされたほうがいいでしょう。


その理由ですが

実はこのときに
神さまより祓いを受けているからです。


神社において祈祷を受けられると
昇殿参拝をすることになり

殿内において神職さまより
祓いぬさで

バサ バサ バサと

祓っていただくのは
多くの方が経験されているでしょう。

そのときに神主さまか巫女さまより


「頭をお下げください」


と伝えられて
低頭するわけですが

賽銭箱前の参拝時にも
これと同じことが
神社の神さまよりお受けしているのです。

知っておられたでしょうか。


ただしこれは

参拝された方が全員
受けられるわけではありません。

ここが重要なポイントです。

合格された人のみが
受けることが出来るからです。


神社参拝では

あなたが神社にやってきて
鳥居をくぐる前から









鳥居のくぐり方

参道の歩き方

手水での作法

賽銭箱前における作法や他者への気遣い


それらの全てを
神さまは見ておられます。

眷属たちが判断しています。


そして合格点を得られた人間のみが

賽銭箱前で神さまよりの
祓いを受けられると思ってください。

それは合格特典といってもいいでしょう。

それだけに
鳥居をくぐる前から作法に気を配ることは
とても大切なのです。









人は日々の生活の中で
他人から邪気を受けることもありますし

中には厄介な場所に行って
よからぬものに憑かれてしまう

そういうことも起こり得ます。

その場合に
それらのものは何処に憑くのか

ですが

それは背中です。

背中から肩 首の部分にかけて
憑くことになります。


他人から受ける念や邪気などは
首から背中にかけてどんどん溜まりますし

よからぬものが憑く場合は

ちょうどおんぶのような形で
肩に両手をかけて背中にはりつきます。
(想像すると恐いですね)


ご自分の産土神社や鎮守神社を
知っておられる人は

産土神社や鎮守神社の鳥居をくぐるときに
それらのものはたいてい離れます。

参拝者が担当の神様との
絆が出来ていますので

悪しきものは鳥居をくぐることが
できないわけです。

それだけに産土神社や鎮守神社参拝では
毎回祓いを受けられると思ってください。

それがどれほどありがたいことか
容易に想像がつくでしょう。

ただしそのときにおいても
丁寧な作法は必須です。


一般の神社参拝においては

眷属が参拝者の作法を
漏らさず見て判断しているわけですが

丁寧な作法で参拝に来ている参拝者に対しては


「よし! 合格」


と眷属から合格点が出ます。


全ての神社において
これが行われるわけではありません。


そして合格点が出た参拝者は
拝殿前において神さまから

バサ バサ バサ

とお祓いを受けられます。

そのときに神さまに対して

深い拝で
しっかりと背中を見せることが大切なのです。


なぜなら神さまがせっかく祓ってあげようと
思われていても

あなたの作法の動作が早かったり
拝が浅いようでは

背中の祓いをしっかりと受けることができません。


背中にたまっている

または憑いているものを
祓っていただくためにも

上体は地面と平行になるまで曲げ

二拝二拍手一拝における
最後の一拝は

その状態で三秒ほどとめればベストです。

そのときに祓いを受けているからです。


そして最後に上体をおこし
正面をみながら

声に出しても
心中においてでも


「祓っていただきまして 誠にありがとうございました」


とお伝えしましょう。


これまで

ただなんとなく二拝二拍手一拝を
していた方も

またそうでない方も


これからはよりいっそう意識して
二拝二拍手一拝の質を高めていきましょう。

そして鳥居をくぐる前から心を整え
作法に気をくばり

毎回
神さまから祓いを受けられる
作法を目指しましょう。

そうなれば千人力

鬼に金棒です。


最初の二拝もゆっくりと深く

二拍手もしっかりと
音を出して打つ

そして最後の一拝は感謝の思いを宿し

上体が平行になるまでまげ
三秒ほどはとめる。


参拝が終わって神社を後にするときも

鳥居をくぐって向き直って一礼。


参考にしていただければ幸いです。




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プロフィール


2022年 10月の開運参拝日は

8日  寒露(かんろ)

23日  霜降(そうこう)

になります。


縁(えにし)ある

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