産土神社鑑定士 真壁辰郎です。
東京は朝から
五日連続の雨となりました。
梅雨真っ盛りの趣です。
頭痛やだるさ 耳鳴りなどの
不調が表れて
気持ちもすっきりしない
方々も多いのではないでしょうか。
私も頭が重くなるような
症状が出ています。
湿度が高くなり
それが続くようになりますと
身体が酸素を取り込める量が
減るといわれています。
それによってエネルギー量も減り
バランスも崩れ
不快な症状も出てきます。
そんなときに頼りになるのは
呼吸法です。
その中でも下記の呼吸法が
たいへん役に立ちますから
ぜひ覚えて
実践されてほしいと思います。
ヨーガの呼吸法で
「スカ・プールヴァカ・プラーナーヤーマ」
といいます。
これは
右と左の鼻から交互に呼吸することで
左右のバランスを整え
そして心と身体のバランスを
整えるというものです。
人間は左右どちらかの鼻で
偏った呼吸をしている場合が多く
その偏りが身心のバランスを崩し
病気の原因になると考えられています。
私も右の鼻の通りが昔から悪く
8割くらいは左の鼻で
呼吸している感じでした。
この呼吸法を続けていきますと
自然とバランスが整うように
導かれていきます。
右の鼻は
陽のエネルギーの通路
左の鼻は
陰のエネルギーの通路
といわれています。
「スカ・プールヴァカ・プラーナーヤーマ」
のやり方は
下記の通りです。
（行法）
①右手の人差し指を眉間に当てて 親指で右の小鼻を押さえる
②左鼻孔からゆっくりと息を吐く
③吐き終わったら そのまま左からゆっくりと吸い込む
④吸い込み終わったら 中指で左の小鼻を押さえて息を止める
⑤５秒ほどで親指を離してゆっくりと右鼻孔から息を吐く
⑥吐き終わったら そのまま右からゆっくりと吸い込む
⑦吸い込み終わったら 親指で右の小鼻を押さえて息を止める
⑧５秒ほどで中指を離す
⑨②～⑧の繰り返し
参考文献 成瀬雅春著 「呼吸法の極意」出帆新社
人差し指を当てる
眉間の位置は重要で
人差し指を鼻筋から上に滑らせていき
ピタッと入る場所に当てるようにします。
呼吸音はできるだけ出さないように。
目安として
最初の内は3分で10呼吸くらい。
慣れてくれば止める時間を
少しずつ延ばしていきます。
私もずいぶん昔に成瀬先生の講座で
直に指導していただいたのですが
それ以来
この呼吸法は重宝しています。
気が高ぶっているとき
イライラしているとき
心を落ち着けたいときにも
とても役に立ちますよ。
成瀬先生は
「この呼吸法は誰でも実践できて
安全かつ心身のバランスを
保つために役立ちます」
と仰っています。
よろしければお試しください。
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