産土神社鑑定士 真壁辰郎です。
起床してカーテンを開けますと
曇り空の中
雨が降っており
「ようやく梅雨らしい空模様だな・・」
という思いに満たされました。
ですがそれも
ほんの一時のことで
しばらくして雨はあがり
時間が経つに連れて
気温も上昇し
そして
夏空となりました。
「なんだね・・・」
結局のところそれ以降は
雨は落ちてきません。
湿度は高いのですが
見上げる空は夏のそれです。
こんなことを書いていますと
雨が続く日を
心から待ち侘びているようですが
けっして
そういうわけではありません。
「今年の関東は 短い梅雨になるのかな」
「メリハリがないな」
そういう思いがよぎるだけです。
ただ農家の方々は
あまりに雨が少ないとたいへんですし
農家の方々のおかげで
私たちの生活は成り立っています。
降水量が少なくて
野菜の値段が高騰すれば
消費者にも影響が出るのは必至でしょう。
明後日からは
7月を迎えます。
天一天上も今日まででした。
そして明日は夏越大祓。
上半期の
締めくくりともいえる
大切な神事です。
私たちは日常生活の中で
知らず知らずの内に
罪や穢れを重ねてしまいます。
その犯してしまった罪穢れを
人形(ひとがた)に託して
本年の下半期を
心新たに生活を営めるよう
大神さまの御神威によって
心身共に祓い清めていただける神事が
大祓(おおはらえ)です。
古代宮中では
旧暦の6月と12月の晦日に
行われていたのですが
それが民間へと普及し
現在に至ります。
夏越は
「みなづきのおおはらえ」
とも呼ばれており
コロナの影響で
本年は一般の方々が参列できる
夏越大祓も数は少ないですが
参列できる神社さまもあります。
6月30日 夏越大祓式 立石熊野神社
お時間のある方は
ぜひとも神事に参列されてください。
もしくは人形(ひとがた)
だけでもお納めして
半年間の
罪穢れを祓っておきましょう。
そして本年の折り返し地点から
心健やかに後半へと
向かわれることを願っています。
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