産土神社鑑定士 真壁辰郎です。
朝の散歩が
このところの日課となっている私です。
雨の日以外は
毎日30分以上歩いています。
少しでも
運動不足の解消になればと
始めたのですが
心も整う感がありますので
中々良いです。
明日に春分を控えた今日
上皇ご夫妻が26年余り過ごされた
皇居・吹上仙洞御所に別れを告げられ
引っ越し作業中の滞在先となる
葉山御用邸に向けて出発されました。
上皇ご夫妻、皇居を出発
皇居内の乾通りには
宮内庁職員らが一列に並び
拍手で見送られたそうです。
私はこの記事と
上皇ご夫妻の穏やかな表情を
拝見しながら
上皇ご夫妻、皇居にお別れ
「これで時代がひとつ終わるんだな」
「明日からは新たな時代が本当に始まる」
と感じます。
現在はコロナの影響で
多くの方々が
不自由さを感じておられることでしょう。
行きたいところに行けず
買いたいものが買えず
やりたいことができず
会社やお店の経営者
私のような自営業もそうですが
先行きの見えない不安に
さいなまれていることでしょう。
「まさか こんなことになるとは・・」
テレビのインタビューで
とある会社の経営者が
口にされます。
まさか
というような
想像を超えたようなことが起こる
今はそれが
普通に起こる時期です。
そのことは三年ほど前から
私もこのブログで
何度もお伝えしてきています。
私は発信してきている
当の本人ですから
とくに何の驚きもありません。
「やはり こういう流れになるのか」
という思いが
正直なところです。
ただ
「ウイルス」
というのは
頭にありませんでした。
人間は
普通に暮らせている時に
何かと不満を口にします。
あれがない
これがない
あれもいやだ
これもいやだ
そういうことが言えるのも
余裕があるからにすぎません。
今回のような事態になって初めて
さりげない日常が
どれほど幸せだったか
とくに何も起きない日々が
どれほど恵まれていたかということに
気付くこととなります。
311のときも
そうだったはずです。
ほんとうの豊かさは
心の内にあります。
そして神仏は
人の心に宿るもの
今のこのような状況でも
それでもありがたく生活が出来ることに
感謝の思いを見出しましょう。
明日は春分です。
参拝に
お墓参りに
それぞれの時間で
いい一日をお過ごしください。
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