産土神社鑑定士 真壁辰郎です。
今日も蒸し暑い一日の東京でした。
陽が落ちる前の
西の空です。
私のような仕事を
長年にわたってしてきますと
いろいろな感覚が
敏感になってくるのは確かなようです。
私は特殊な能力（特に霊的な）など
欲しいとも思っていませんし
求めてきたこともないのですが
それらの能力や
またそれを操る人に憧れる人もおられます。
そういうものは
持ちたいと思って持てるものでもありませんし
そもそもそのような能力を
求めておられる人の元へは
そういう能力は降りてこないことでしょう。
本物の
霊的な能力の強い方も
たしかに存在しているのですが
それはその方の
今生の役割にすぎません。
その能力を活かすことによって
多くの方々の役に立ち
神仏さまの世界へも
大いなる貢献ができる
そのようなものでなければなりません。
私もこの仕事を
ずっと続けてきてから
霊感と呼べる能力は
強くはなってきています。
育ってきた
という表現のほうがいいでしょうか。
ただこれを
他人に対して使う気は私にはないんです。
なぜならそれは
私の役割ではありません。
育ってきた能力は
あくまでも鑑定のときの精度に役立て
神社参拝に行ったときなどに
感じとれることとして
一人で楽しんでいます。
個人使用のみ ということですね（笑）
霊的な能力を他人に使うときには
たいへん気をつけなくてはなりませんし
覚悟も必要とされるでしょう。
中には勘違いや低い次元で
使っておられる人もいますから
あなたも接するときには
しっかりと見極めなければなりません。
安易には
近づかないことです。
そしてもっとも大事なことは
主役はあなた自身
だということです。
霊的なアドバイスや導きを受けても
それを全て信じ
信頼しきるのは少なからず危険です。
あなたという
自分自身を
見失ってしまうこともあるからです。
私たちは
今という
この世界に
身体を持って生きていますから
あまり
見えない世界のことに
没頭しすぎないように注意しましょう。
ほどほどに
楽しむ程度に
そして人生のハンドルは
しっかりとあなたが握りながら
今世という旅を
続けていただければと願っています。
