手水が使えないときの作法とは | 幸せを呼び込む神社 神さまからの後押しを頂く参拝とは

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こんにちは
産土神社鑑定士 真壁辰郎です。



手水舎に関するご質問をよくいただいています。



「手水舎が無い場合はどうすればいいのでしょうか?」

「手水に水が張られていない場合はどうすればいいですか?」

「手水の水が汚くてとても使う気持ちになれないのですが」



皆さんも
経験があることでしょう。


全国にある神社の数は
十万とも十二万とも言われていますが
その多くが無人の神社です。

無人の神社が
おそらく八割以上を占めるのではないでしょうか。


社務所があり
いつも神職と巫女さんがおられる。

境内も綺麗に掃除されており
手水の水も清々しい。

そういう神社はとても恵まれており

全国的に見れば
少数といえるでしょうか。


無人の神社は
地方などでは特に多いですし

多くの無人社を
ひとりの神職の方が受け持っておられるというのも
珍しくありません。

そういった神社では当然のごとく
掃除が行き届かなく

手水(てみず)にも水がはられていませんし
手水舎そのものが無い神社も多いです。

ちなみに手水舎と書いて
(ちょうずや)と読みます。










神道(しんとう)では

「祓いに始まり 祓いに終わる」

と言われています。

神社参拝では
鳥居をくぐるときに一度目の祓いをいただけ
手水舎で二度目の祓い。

拝殿に鈴がある場合は鈴を鳴らして三度目の祓い。

神前での祈りを始める前に
何度も身を清めていただくことになります。

ただ

前述したように
手水舎があっても
水が張られていない場合がほんとうに多いです。









水が張られていても

汚れていて
とても使う気にはならない。

そういう場合には

祓戸大神(はらへどのおおかみ)さまを
お呼びします。

祓戸大神とは
祓い(はらい)を司る神さまのこと。


神社でお祓いやご祈祷を受けられたときに

神職の方が
白い紙垂のついている
大麻(おおぬさ)という祓い串を

左 右 左 と

三回ふってお祓いされます。

そのときにお出ましになる神さまが祓戸の大神です。

この神さまをご自分でお呼びしましょう。


神社に参拝に行かれて

手水舎がそのものが無い
または使えないとわかったときには
次のようにしてみましょう。


手水舎があるけれど
使えない場合は

手水舎の前に立ち

二拝二拍手一拝します。


手水舎そのものが無い場合は

鳥居をくぐり
境内に入られましたら
されてください。

そして手のひらを合わせて
目を開けたまま


とってもありがたい 祓戸大神(はらへどのおおかみ)
我(われ)を祓え給い(はらえたまい)
清め給え(きよめたまえ)


この言葉をゆっくりと二度唱えます。

一度目を唱えたら
数秒の間をおいてから二度目を唱えます。

頭は

正式参拝で神職の方に大麻(おおぬさ)で

左 右 左 と

三回ふってお祓いしていただくときのように
少し低頭しておきます。

そして祓戸大神さまに頭上で祓っていただいていると
イメージしましょう。

二度唱え終わりましたら
数秒の間をおき 

再度 二拝二拍手一拝 

それから拝殿に行き
お祈りします。


大きな神社などでは
拝殿に行くまでに祓戸社があるところもあります。

祓戸社がある場合は
先にそこで参拝してから拝殿に向かわれてください。


とってもありがたい 祓戸大神(はらへどのおおかみ)
我(われ)を祓え給い(はらえたまい)
清め給え(きよめたまえ)



この言葉は短いですから
ぜひとも覚えてしまいましょう。

覚えてしまえば
全国どこの神社に行かれましても
手水が使えないときに役に立ちます。

参考にしていただければ幸いです。






プロフィール

産土神社鑑定


2018年 6月の開運参拝日は

6日  芒種(ぼうしゅ)

21日  夏至(げし)

になります。


縁(えにし)ある

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