明日から秋彼岸を迎えます | 幸せを呼び込む神社 神さまからの後押しを頂く参拝とは

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こんにちは
産土神社鑑定士 真壁辰郎です。


9月からは

ウォーキングと筋トレを始めると
強く決めていたにかかわらず

いっこうに
エンジンがかからない私です。


さて

明日二十日が
彼岸入りとなります。


お彼岸は
年に二度あるのですが

春分の日を中日とする春彼岸と

秋分の日を中日とする秋彼岸

そしてその中日の前後の三日間を合わせた
七日間を彼岸といいます。


◇2017年の秋のお彼岸
 
9月20日:彼岸入り
9月23日:彼岸の中日(秋分の日)
9月26日:彼岸明け


さてこのお彼岸ですが

若い人たちに


「お彼岸とは何でしょう?」


と街中でインタビューをすれば


「えーわからない」

「お墓参りに行く日」


という声が聞こえてきそうです。

詳しく答えられる人は大人でも

意外に少ないかもしれません。







「お墓参りに行く日」


というのは
正解ともいえますが

それではなぜ
お彼岸にお墓参りをするのでしょうか。


日本では

春分の日と秋分の日には
太陽が真東から昇り真西へと沈みます。


この日には
昼と夜の長さがほぼ同じになるわけですが

お彼岸の日にお墓参りに行くという風習は
太陽に大きく関係しています。


仏の世界では
あの世の悟りの境地を彼岸(ひがん)といい

私たちが過ごしている
迷いや煩悩に満ちた世界を此岸(しがん)といいます。

古来より

彼岸は西
此岸は東にあるとされていることから

太陽が真東から昇って真西に沈む
秋分の日と春分の日には

彼岸と此岸がもっとも通じやすくなると考えられ

沈みいく太陽を拝することで
祈りが最もよく極楽浄土に届く事が出来ると
考えられてきました。

仏教では
阿弥陀如来さまが治める極楽浄土が

西方の遙か彼方に実存すると考えられています。










彼岸に入りますと

前日までとはちがい
時間がゆったりと流れます。

彼岸の七日間は
穏やかな気配を感じられることでしょう。

大自然や御神仏が与えてくださった
しばしの休息時間です。

人間に対する
ご褒美ですね。

今こうして記事を書いていましても

すでに彼岸の気配が漂っているのを
感じることができます。










この与えられている

七日間のゆったりとした
時間の流れの中で


日々を走っている人間も

辛くて喘いでいる人間も


感謝の思いを取りもどして

ご先祖に意識をむけなさい


このような守護仏からのメッセージが
秘められている期間です。

お彼岸とは
そういう七日間でもあると感じます。


皆さまもそれぞれの場所で

いい七日間を過されることを願っています。







プロフィール
産土神社鑑定

2017年 9月の開運参拝日は

7日  白露(はくろ)

23日 秋分(しゅうぶん)

になります。


縁(えにし)ある

神社の鳥居をくぐりましょう




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