産土神社鑑定士 真壁辰郎です。
東京は風がありましたが
暖かな一日でした。
ここ一、二年
お寺や
お坊さんを特集する番組を
よく目にするようになりました。
神社ブームは
いぜんとして続いていますが
お寺にも焦点が合うことは
とてもいいことだなと感じています。
普段私たちが
お坊さんやお寺さんと接するのは
お葬式 法事 墓参り
などに
どうしても限られてしまうでしょう。
お墓参りにも行かれない人は
それこそ
「何年もお寺には行っていない」
と仰られるかもしれませんね。
お寺さんが今ひとつ
一般の方々にとって馴染みが薄いのは
神社のように開放的ではない
ということからきていることも否めないでしょう。
有名なお寺などでは
参詣も自由ですが
神社とはちがって
ちいさなお寺などは
人気（ひとけ）もなく
なかなか入ろうという
気にはなれません。
そもそも
入っていいのかどうかも
躊躇してしまいます。
檀家さんでもないかぎり
勝手に本堂に上がりこむ事などは
できないわけですから
一般の方々が
知らない小さなお寺に参詣することは
ハードルがあることは否めません。
対して神社ならば
無人のどのような神社であっても
参拝は可能です。
お寺さんも
最近は世情を読み取り
開放的なところが増えてはきています。
それはたいへん
ありがたいことですね。
仏の世界を
身近に感じる人が少しづつでも増えていけば
ご先祖に意識を向ける方々も
増えてくるにちがいないでしょう。
神仏ということばがあるように
神さまと仏さまは
表裏一体のご存在です。
どちらも同じように大切です。
普段から
真面目に神社参拝はしているのに
今ひとつ
開運している感じがしないという人は
仏さまにも
目を向けてみましょう。
縁あるお寺への参詣。
先祖供養はできていますか？
この世の全ては
バランスで成り立っていますから
神さまとの絆を育てていくように
守護の仏さまとの絆も育てていきましょう。
仏さまやご先祖さまに意識を向け始めると
あっという間に開運が進み始めた
という人も少なくありません。
酉年である本年は
酉年の守り本尊である不動明王さまのご縁年です。
霊場では
十二年に一度の総開帳の年。
札所めぐりには
最適な一年となります。
心に留めていただければ幸いです。
