産土神社鑑定士 真壁辰郎です。
私は昨日までホテルに四日間滞在しており
昨日の記事で
「チェックインした後に部屋を清めて
仕事にとりかかりました。」
と書いたのですが
「おかげさまで ありがとうございます。
お忙しいところ申し訳ございません。
いつも ブログを読ませて頂き 勉強させていただいております。
本日の ブログで、ホテルの部屋に入られて、
清めてから仕事に取りかかったと ありましたが、
「部屋のお清め」とは、どのようにすればよいのでしょうか？
いつも ホテルに泊まる時には 粗塩を持参していますが・・・
お忙しいのに ほんとに申し訳ございません。
ブログを上げられる時に、ちらっとでもいいので
教えて頂けると有難いです。」
というメールを頂戴しました。
他にもどうようのご質問を
２名の方よりいただきましたので
書かせていただきますね。
私は自宅を離れて
旅行などに出るときには
必ず持参するものがあります。
ひとつは笏（しゃく）です。
皆さんも
神社の神職の方が持たれているのを
見られたことがあるでしょう。
私は自分専用の笏（しゃく）を持っていますので
これを使って部屋を清めます。
自宅の神棚で参拝するときも
使うんですね。
そしてもうひとつは
方位磁石。
これは部屋の中心からの
方位を見るために使います。
私は旅先での部屋の清めは
念入りにします。
たとえ悪しき霊体などがいなくても
前宿泊者の念などが
残っているときもありますから
それらを祓うようにしています。
私は笏（しゃく）を使いますが
一般の方々はもちろん持っておられないですから
簡単な祓いの方法をお教えします。
まず部屋に入りましたら
部屋の中心辺りに立ち
二拝二拍手一拝をします。
そして手のひらを合わせ
（目は開けたまま）
「とってもありがたい
祓戸の大神（はらえどのおおかみ）さまの
御力（みちから）もちて
この場を 祓い給へ（はらいたまえ）
清め給へ（きよめたまえ）」
と唱えます。
その後に
身体を少しづつ右割りに回転しながら
八方向に向かって拍手（かしわで）を「パン パン」と
二回ずつ
力強く打って一周します。
方位磁石を持たれている場合は
北から始めて
最初に北方位で拍手を二回打ち
次に北東 東 東南 南 西南 西 西北
と周り
最後に最初の北向きにかえってきましたら
二拝二拍手一拝
をして終えます。
それぞれの方位で
二回ずつ拍手を打ちますから
合計で１６回打つ事になります。
これは八方位祓い（はっぽういはらい）となり
これにより部屋中が清められます。
もちろんこれで
完璧ではないのですが
大概はこれで大丈夫です。
磁石などを持たれていない人は
どの方位から始められてもかまいません。
八方向に向かって拍手を右回りに打ちながら
一周しましょう。
ポイントは
拍手（かしわで）は力強くしっかりと打つこと。
八方向もしっかりと見ること。
（目力も使います）
そして一周しながら
「どんどん清まっていく・・・」
とイメージすることです。
一周してみて
「もう少しだな・・」
と感じられれば
もう一周されてもいいですよ。
淀んだ空気も
スッキリしてくることでしょう。
ゴールデンウイークの旅行シーズンです。
ぜひ お試しください。
