産土神社鑑定士 真壁辰郎です。
東京は午前中から
強風が吹き荒れていたのですが
お昼過ぎから一時間ばかり
叩きつけるような雨となりました。
現在は雨脚は
少し弱まった感はあるのですが
いぜんとして強い風も吹いています。
阿蘇では大学に通う
若い人たちの尊い命が犠牲となり
崩壊したアパートの傍らで
泣きながら座り込む学生に寄り添いながら
やさしく背中をさすっている
救助隊員の姿に胸がいっぱいになりました。
東京では
銀座の数寄屋橋の交差点近くにある
熊本県のアンテナショップである銀座熊本館に
多くの方々がおとずれ列をなしています。
少しでも力になれればと
自分にも何か出来ることはないかと・・
皆さんがじっとしてはいられない
突き動かされる思いがあるということです。
それは
東北大震災のときもそうでした。
今日の午前中に
東京にお住まいの人より
「阿蘇神社もひどい状態だという事を知りました
熊本の人たちのために参拝に行きたいのですが
どこかいい神社はあるでしょうか？」
というメールを頂戴しました。
ご自分の
産土神社や鎮守神社を知っておられる人は
産土さまや鎮守さまで
熊本や九州の方々の平安と
これ以上災害が広がらないように
そして大地の神々に
癒しの言葉で祈ってあげればと思います。
産土神社や鎮守神社を
知っておられない人たちで
どこか参拝にいい神社はないか・・
と私の守護の神さまに
心中でたずねてみたのですが
すぐに心に閃いたのは
山王日枝神社さまでした。
阿蘇神社さまは山神さまであり
境内には
山王社・庚申社があります。
山王日枝神社さまにも
庚申さま（猿田彦大神）が祀られています。
阿蘇の地を思いながら
山王日枝神社さまで参拝されれば
その祈りはしっかりと届くことでしょう。
そしてその思いが
阿蘇山を鎮めることになればと願っています。
五年前のときのように
日本の心がひとつとなり
思いやりと
絆の大切さを取り戻していきましょう。
