こんにちは
産土神社鑑定士 真壁辰郎です。
二十四節気 大暑(たいしょ)の今日は
曇り空となり
比較的過ごしやすい一日となっています。
昨日の記事のアップの後
「開運したくて参拝しているのに
どうして辛いことなどがやってくるんでしょうか?」
というご質問をいただきました。
人間が開運や幸運にたいして
持っているイメージはなんでしょうか?
金銭的に裕福になる
いい仕事が見つかる
仕事がどんどんと入ってくる
素敵な人に出会う
家族関係が良くなる
体調が改善する
何をやっても上手く行く
細かく分ければ
まだまだたくさんあると思います。
人間は
真っ直ぐ立ったままでは
ほとんどジャンプができません。
大きくジャンプするには
一度しっかりと
しゃがみこまなければなりません。
開運へ向けての
辛いこととは
このしゃがみこんでいる状態を指します。
産土神社や鎮守神社をはじめとする
神社参拝で
開運したくて
願いを成就したくて
日々参拝をしているにもかかわらず
しばらくは
辛いことが押し寄せることがあります。
そのときに
神恩をうたがったり
嫌気がさして
参拝を止めてしまわれる人もいるのですが
それはとても
もったいないこと。
むしろそれは
とてもありがたく
大きくジャンプして
抜け出せる手前の前兆だということを
知る必要があります。
その期間には
個人差はあるのですが
守護の神仏よりの
追い風を受けて必ず抜けるときがおとずれます。
人間は
本人にとって辛いことのほうが
学びも多く魂の成長も早いですから
神さまは
最短の成長のために
厳しいとわかりつつも
辛い状況を与えられるわけです。
順風満帆にいっている他人の庭は
とても魅力的に映るでしょうが
順風満帆にいっているときほど
そこからの学びは少ないですから
注意が必要なんですね。
その状態に感謝することなく
驕りを抱いてしまいますと
あっと言う間に
足元をすくわれることにもなりかねません。
現在すばらしく
成功を収めておられる方々も
皆さんがどうように
とても辛い時期を経験されてきています。
そこを腐らずに乗り越えたからこそ
今がある方ばかりです。
中央区佃一丁目 住吉神社
縁ある神社参拝で
願い事をお祈りされれば
神さまがすんなりと
願い事を叶えてくださることは
それほど多くありません。
それでは
泣き叫ぶ子供の望みどおりに
親がオモチャを買い与えているようなものです。
本人のためにならないのは
明白といえるでしょう。
ときおり
参拝をはじめて
すぐに願いが叶っていく人もいますが
それはもう
すでに用意が整っている人達です。
そこに至るまでに
学びも準備も
ほとんど完了しているということですね。
後は神さまがポンと
背中を押されるだけ。
それで望みは
成就するというわけです。
今まで多くの方々の
産土神社とのご縁と
その後を見てきて思うのは
心が素直な人ほど
願いを叶えるのが早いという事です。
これは間違いありません。
神さまの力を疑ったり
願いがまだ叶わない・・とイライラしたり
謙虚さを忘れて 行動が遅かったり
自分自身を大切に扱わなかったり・・
そういう人は
産土神社参拝をされていても
願いの成就が
なかなか得られていないようです。
それは精神性がまだ整っていないので
神さまもゴーサインを出されていないということ。
まさに自分自身で
ストップをかけてしまっている状態といえます。
人間は
夢を 願いを
今世で叶えることができます。
せっかく与えられている人生なのですから
日々を笑顔で
過ごしたいものですね。
あなたにとって最も大切で
そして頼りになる神さまは
産土大神(うぶすなのおおかみ)さまです。
あなたのことをもっともよく理解し
応援されている神さまです。
産土神社や鎮守神社参拝をし
絆を築き
そしてあなたが
素直な思いと日々生かされていることに
感謝の思いを忘れなければ
大いなる追い風は
必ずいただけることになるでしょう。