産土神社鑑定士 真壁辰郎です。
東京は雨は降っていないのですが
曇り空の一日となっています。
ときおりご質問で
あちらの世界のことを尋ねられます。
あちらの世界とは
誰もがいずれは必ず行くことになる
死後の世界のことです。
あちらの世界のことは
いろんな解釈がありますし
さまざまな説が存在します。
それはなぜかといえば
生きている私たちには
証明のしようがない世界だからです。
想像の域をでない・・
臨死体験などをされた多くの方々の話に
共通する部分がとても多いものですから
どうやらこういう世界であるらしい・・・
という事は
分かってきているとはいえます。
霊的にかなり高い能力を
有しておられる人は
今生においても
細かくあちらの世界のことがわかるようです。
こういう方々の話にも
多くの共通点がみてとれます。
あの世は存在する。
あの世はひとつの世界ではなく
いくつもの階層に分かれている。
人間が人生において
どれだけ霊的に成長できたかで
行けるあの世のステージが変わる。
私もそう感じています。
そして思うのは
あちらの世界では物理的な肉体がありませんから
心の状態が
こちらの世界以上に増幅されるということです。
まさに
魂（たましい）の世界です。
後悔の思いを強く残して
今生を去られた人は
あちらの世界では
さらに強く
後悔の思いに充たされると感じます。
人間は年齢を重ねてきますと
残された時間に意識が向くようになります。
それは２０代や３０代では
感じられなかった感覚といえます。
「このまま人生を終えてしまうのかな・・・」
そういう思いにかられる人が
年齢を重ねるごとに増えていくということです。
何かの雑誌で拝見しましたが
８０歳以上の男女の方々へのアンケートで
「人生を振り返られて 今感じておられることは何ですか？」
という質問に
実に９割近くの方々が
「もっといろんなことに挑戦しておけばよかった」
と答えられています。
人間は
「まだ時間がある まだ時間がある」
と思っている内は
恐れや体裁（ていさい）などを気にして
なかなか最初の一歩が踏み出せません。
そういうことを
何回も 何十回も繰り返しているうちに
気付けば残された時間もわずかとなり
何もできずになってしまった・・
そういう人生を過ごされるひとが
あまりにも多いということでしょう。
あなたの人生は
誰のものでもありません。
あなたのものです。
他人の目を気にすることもなく
そして
他人の人生と比べる必要もありません。
比べるのはあなた自身の
三ヶ月前や 一年前です。
一年前の自分と比べてみて
今のあなたはどうですか？
後悔しない人生を望むなら
過去の自分よりも
一歩でも 二歩でも前に進みましょう。
そしていずれあちらの世界に行くときに
「いや～ いろいろとやりきったなー」
という思いに充たされれば
あなたは自信を持って
笑顔で旅立つことができるでしょう。
時間は
どんどんと流れています。
躊躇している暇があるならば
あらたな一歩を踏み出しましょう。
志しのあるチャレンジは
守護の神仏も喜んで応援されます。
