沖縄県の産土神社 | 幸せを呼び込む神社 神さまからの後押しを頂く参拝とは

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こんにちは
産土神社鑑定士 真壁辰郎です。


昨日
沖縄にお住まいの方、お二人より


「沖縄の場合は、産土神社はどうなるのでしょうか?」


というご質問をいただきました。

同時に別々の方よりいただいたものですから
これもメッセージと感じ、
書かせていただきます。


沖縄県は

琉球信仰と熊野信仰が習合した地です。

沖縄は日本でありながら
琉球王国の流れがある独特の土地ですので
神社も少なく

沖縄でお生まれになられた方は


「私の産土神社はあるのかな・・・?」


と思われる方も多いと思います。


沖縄には

御嶽(ウタキ)

とよばれる聖域が存在します。

神社のような役割を果たしている場所ともいえますが、
性質的にはかなり異なります。

神社では
基本的に誰でも鳥居をくぐれますが

御嶽(ウタキ)には、
祭祀をされる人間以外は立ち入ることができません。

本当の聖域です。






ただそれが
近年のパワースポットブームなどで

今では誰もが自由に入れる場所が
たいへん多くなってしまいました。

今や立派な観光スポットと成り果てています。

神々さまもさぞや
やりきれない思いでおられることでしょう。


ニライカナイ(海神の国)の神々に祈りをささげる斎場は

決して汚してはなりません。

沖縄県の守護力を高める意味でも
人間の手で、聖域はしっかりと守っていってほしいものです。


沖縄県の場合は神社の他に

御嶽(ウタキ)や城(グスク)が

産土大神(うぶすなのおおかみ)がおられる聖地に
なる場合があります。





沖縄県の神社には
熊野権現が多く祭られています。

沖縄と熊野には密接な関係が
はるか古代よりあるようです。

それは巨石を信仰し
祭祀場としているところからも見て取れます。

熊野の磐座(いわくら)に通じます。


神社ができるはるか以前より

古代の人間は神々を崇めてきました。

その原風景が
沖縄や熊野には今でも残っています。

そして偉大な神々も
いまだにその場におられることがあるわけです。


この貴重な聖域は観光化せず、

しっかりと守っていかなければなりません。




プロフィール
産土神社鑑定

五月の開運参拝日は

5日  立夏(りっか)

21日 小満(しょうまん)

になります。


縁(えにし)ある

神社の鳥居をくぐりましょう




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