本年も残すところ、
三週間あまりとなりました。
一般的には
忘年会の時期ですね。
さて
気学、風水などにおける新年は立春(2月4日)ですが、
現代では、
1月1日が新年として定着しています。
ほとんどの神社においても
12月31日に年越しの大祓いが行なわれ、
翌日を元旦として参拝者をむかえます。
気学や風水などを専門としている方の中には、
「1月1日は元旦ではない」
と力説される方もおられます。
確かにそうではあるのですが、
私はどちらも大切だと捉えています。
多くの家庭では、
立春の前日である2月3日の節分に豆まきはされても、
翌日の立春に参拝に行かれる方は
ほとんどおられないでしょう。
まして立春が平日ならば、
お勤めされておられる方は
神社参拝などに行っている時間など
ないわけです。
それだけに現在では、
立春は軽んじられるようになってしまいました。
私は、
自分の誕生日と立春だけは
必ず神社に参拝しています。
それはもう
二十年以上欠かさず続けています。
少々体調が悪くとも、
這うようにしてでも参拝に行きます(苦笑)
それほどに
重要な日だと自覚しているからなんですね。
対して、
1月1日には
私は参拝には行きません。
家でのんびりと過しています。
元旦どころか、
正月7日頃までは、
参拝には行きません。
「じゃ、初詣(はつもうで)にはいつ行くんですか?」
と、問われますと、
私の初詣(はつもうで)は
年末に済ませています。
毎年、12月29日か30日に参拝に行っています。
この時期の参拝を
初詣(はつもうで)ならぬ、年末詣(ねんまつもうで)
といいます。
初詣と年末詣の大きな違いは、
「本年もよろしくお願い致します」
から
「本年も一年、ありがとうございました」
という、
一年を感謝で締めくくることにあります。
皆さんも、
今年の初詣(はつもうで)は
今までと、
ひと味違う参拝にしてみませんか?
初詣に行った気分になることと、
本当の初詣は違います。
神仏に、
しっかりと祈りが届く初詣(はつもうで)。
明日、
もう少し詳しく書かせていただこうと思います。