国鉄・越美線のルートをたどる輪行日帰り旅。
長良川鉄道を北へ進み、いよいよ終点の北濃駅に到着します。

こうして、2時間かけて長良川沿いを上ってきた列車は
ようやく北濃駅に到着しました!

終点の看板には、美濃太田より72.2kmと書かれていますが
長良川鉄道に転換されたときに100メートル短くなったので、今は72.1kmです。
そしてかつて国鉄バス、後にJRバスへの乗り換えを案内していた部分は
JRバス路線が廃止されたことに伴い"JR"の部分が削り取られていました。

2時間かけて山を登ってきたディーゼルカーは
折り返し美濃太田に戻っていくことになります。

しかし本当はここから先に線路が伸びて、福井県側までつながる計画でした。
ルートが決まるところまで計画は進行していたようですが、
残念ながら国鉄の経営を立て直すことが決まり、計画は見直され
ついに開通することはありませんでした。
もっとも福井まで開通していたとしても、カーブも多くスピードも出せなかった
であろう越美線が、どこまで高速道路や北陸特急と勝負できたかは疑問では
あるのですが・・・。

駅には、機関車の向きを変えるために作られていたターンテーブルが
そのままの形態で残されていました。

ひとしきり写真をパシャパシャと撮り終えたところで、
他の乗客たちと共に駅を出ることにしました。
切符売り場の窓はふさがっており、完全な無人駅のようです。

北濃駅は山のそばに建つ平屋の小さな駅舎ではありますが、
建物の中で食堂が営業しており、中を覗くとそれなりに賑わっていたようでした。
列車の到着はだいたい12時頃、少しばかりおなかも減っていたのですが
ここから乗り換える予定のバスは12時半発、食事を注文するには
少しばかり時間が足りません・・・。

駅前には奥美濃の観光案内が掲げられていました。
神社に滝、スキー場にゴルフ場など観光地は多数あるようですが、
どれも駅から遠く、さらにバスの本数も少なく、
やはり鉄道で観光に来てもらおうというのは難しいかもしれません。


