1月のある日
(いや、これは今日、自分が思った話・・・)
とりあえずギュウギュウに詰め込んでいた1月のスケジュールを
なんとかこなしました(日記が更新されないときは忙しい時)。
旅ばかり行ってないでちゃんと仕事もしてるんですよ、とアピール
してみたり。
忙しくなるとテレビをあまり見なくなるのですが、今回はその
テレビについての残念なニュース2つ。
今月から放送されている日本テレビ系ドラマ「明日、ママがいない」
の内容が過激すぎるとして、スポンサーが相次いで降板したという
ニュース。
もちろん、ドラマを見た多くの人たちが、それぞれいろいろな感想を
持つのは自然なことですし、その中で特に当事者(施設に預けられて
いた子供さんや職員さんたち)が不快な思いをする可能性があった
ことも事実だと思います。
ただ、他の番組でドラマの内容が取り上げられる場合を除けば、
少なくとも"このドラマを見ない"という選択肢を取ることはできます。
また、番組が偏見を助長する(可能性がある)という見方について、
仮にそれが事実であったとしても、本来であれば番組を中止させる
ことよりも偏見を助長しないような教育を子供たちに、いや
子供だけでなく大人にも、していくべきではないかと思うのですが・・・。
特に当事者以外の人で執拗にクレームを入れている人がいるなら、
それはもはや自分の衝動のままに、自分の正義を振りかざしている
行為でしかないと感じざるを得ません。
時期を同じくして、こんなニュースも。
キリンビールが発売中の缶チューハイのCMにカエルの(しかも
お世辞にもかわいいとは言い難い)キャラクターが登場するのは
未成年者の飲酒を誘発させるとして、アルコールを扱う団体から
クレームを受けたことを受け、CMの放映を中止した、という話。
ここまでくると、なんでこういうクレームがつくのか
素人の自分にはとうていわかりません。
カエルのキャラクターだから酒を飲もう!と思う未成年者が
どれだけいるのでしょうか。実際"くまもん"のキャラクターが
ラベルにプリントされたお酒が販売されていますが、これで問題が
起きた事例がどれだけあったでしょうか。カエルより若者に知名度が
ありそうな大泉洋さんがハイボールのCMに出るのはOKなのに、
桐谷美玲さんがビールのCMに出るのもOKなのに、ブサイクな
着ぐるみのカエルがCMに出るのはダメ、という理由があるので
しょうか。
それに、アルコールでトラブルを起こすのも、やっぱり起こす側に
問題があるのであって、それを棚に上げてCMが悪いんだ!と
主張するのはどうかと思うのです。
あー、ちなみに昔は缶ビールのCMにペンギンのキャラクターが
出てたりしたんですよ(参考:http://youtu.be/zMmp5dzwPVM )。
・・・まあ、これだとさすがに少しかわいらしすぎかな?という感じは
しますけど。
こうしたニュースを耳にするたび、今の日本という国はどうも
「他人を許せない国」になってきているのではないかと思います。
自分が納得できないことがあれば、正義という名のもとに相手を
完膚なきまでに叩きのめすまで・・・テレビやCMの放映を止めさせる
までクレームを入れ・・・さらには相手が土下座するまで、相手が職を
失うまで、自殺に追い込まれるまで、攻撃の手を緩められない・・・
そんな集団になりつつあるようで怖いのです。
正当なクレームは、問題を解決し新たな発想を生み出す糸口に
なります。ですが度を超えたクレームは、お互いに窮屈な世界を
作るだけでしかありません。よく今の日本には閉塞感が漂っている
と言われますが、それは政治でも景気でも少子化でもなく、クレームを
入れる手を止められないような、おおらかさを失ったことに原因があるの
かもしれないなあ、なんて思ってみたり。
そんなことをぼんやりと考えていた当直の夜でした。