円山公園から程なくして、知恩院に到着。
「京都冬の旅」では、この知恩院三門の楼上内部が特別公開されるのです。
堂々とした造りですね~!
三門についての説明が書かれています。
ちなみに"さんもん"は"山門"ではなく、「空門」「無相門」「無願門」という
悟りに通ずる三つの解脱の境地を表わす門で"三門"なのだそうです。
柱も太く、かなりしっかりした門になっています。
通りから門に向かって右側が入口です。
受付を済ませ、かなり急な階段をよじ登るようにして上へ。
日に焼けないようにカーテンでガードされている入口から中に入ります。
薄明かりに照らされて宝冠釈迦牟尼仏像と、その両脇に十六羅漢像が
座っていました。
「左側の三番目のお弟子さんの像だけ色白で男前でしょ!」
「じつは雨漏りして濡れてしまって、このお弟子さんの像だけ
色が落ちてしまったんですよ」
「でも国宝に指定されてしまったので修復できなくなってしまったんですね」
そして中央の宝冠釈迦牟尼仏像の前には、雰囲気の違うすこし愛嬌のある
木像が2体。これは五味金右衛門夫妻がモデルになっているとのことです。
この夫婦、寺社の建立にあたった棟梁夫妻らしいのですが、良いものを
完成させようと努めた結果、予算をかなりオーバーしてしまったため
その責任を取って自殺してしまった、という悲しい話が伝わっているそうです。
・・・木像の一つ一つに、いろいろなエピソードがあるのですね。
そのほか、ひととおり天井や壁の装飾についての説明がなされ
解説は終了。ここからは、自由見物になります。
残念ながら写真撮影が禁止されていたので・・・

(※参考:知恩院公式サイト より転載)
これで雰囲気だけでも味わってくださいませ
二条城まで見渡すことができたそうです。そのため警備のための見張り台として
整備されていたとのことです。
この山門を抜けると、急な石段のある「男坂」を登ります。
これも、侵入しようとする敵に対して攻撃しやすくするための構造らしいです。
戦いの時代に作られた建物だからこそ、美しさのみでなく機能が求められた
のですね。
御影堂は、残念ながら工事中のため公開されていませんでした。
阿弥陀堂です。
この建物は明治時代に建て直されたものです。
(※建物の中は撮影禁止なので遠方から撮影)
阿弥陀如来像がこちらを向いています。
一通り見学したので、出口から華頂道へと下りることにしました。
(つづく)






