近年 里山どころか市街地まで出没する熊さんたち
実は北海道の所謂ヒグマ出没濃厚地帯と言われる?
知床半島の羅臼岳2回、カムイワッカ温泉2回(自転車で林道走行より もし追いかけられたら逃げ切れない?)、斜里岳1回
大雪山系縦走2回
夕張岳2回
日高山系の幌尻岳1回、カムイエクウチカエシ1回、アポイ岳1回
と登っていますが、運が良いのか?悪いのか?いずれもヒグマの影も見た事も無く
悔しくて?旭山動物園へ見に行きました。
(ツキノワグマとの接近遭遇経験は有り)
昔から登山中の熊よけに熊鈴を鳴らす事を言われていましたが
果たして効果は?・・・それともやらないよりマシ程度か?
又、ラジオ鳴らすのも有効と言われていますが・・・
(ちょうど童謡唱歌で「森のくまさん」流れてきたりして)
でもこちら側が風下だったり 沢沿いの音が大きい場所では
熊さん側へは聞こえ難いでしょう。
今迄使用する事が少なかったけれど それでも何個か購入した鈴を
引っ張りだしてきました。
但し、この熊鈴も装着箇所によっては鳴り難い事も多いので
歩行時に鳴り易い箇所への装着が重要です。
各種動画参照・・・(違う
流石に日高山系に行く様になってからは
心配になって熊よけスプレー購入しました。
「熊スプレー」「熊よけスプレー」等で検索すると沢山表示されます。
しかし、価格抑えめ選択すると飛翔距離が短めになります。
飛翔距離2~3m仕様では怖いので 当時一番飛翔距離長い
下記写真の8~10m仕様を購入しました。
径約38mmx全長約155mmと思いの外嵩張るサイズ
ここで大事な事はこの熊よけスプレーをどこに収めるかです。
熊との遭遇時に咄嗟に取り出す事が出来ないと不味い訳です。
先日、山中で会った方はザックのサイドポケットに小型スプレー収めていましたが
四十肩、五十肩だと手が届かない心配よりも
何かの拍子にサイドポケットから落としてしまうかも?
その為、簡単に落ちない様にすると 今度は必要時に素早く取り出せないジレンマ・・・
近年は熊よけスプレーを検索すると 同サイトに収納ケースもヒットしますので
素早い取り出しと収納時の安全性の為に
ザックの肩ベルトに収納ケース装着するのがベストでしょうか?
又、当時から こちら側が風下だと噴射した成分が風に押し戻されて
自爆案件になるで要注意な事は承知していましたけれど・・・
・・・がぁ
今回ブログを書く為に調べてみると ネットでよく見かけるタイプの熊よけスプレーは
北米仕様で大型獣グリズリーやシロクマに対応させる為に強力なので
撃退成分のカプサイシン(トウガラシ成分)が油性溶剤仕様より
万が百?自爆して目に入った場合は油性の為に多少洗眼した処で
対処出来ない位に強力で危険度が高い商品でした。(当方購入品該当)
昔、空いていた小樽港駐車場でフェリー乗船の為に ザック整理していたら
ザック雨蓋に入れていた熊よけスプレーが落下して
一瞬 プシュー やばかった
北海道以外ではカプサイシン(とうがらし成分)を使わずに
催涙剤を使うタイプ(B-610タイプ)なら自爆時には多少被害軽減出来そうです。
しかし、どのタイプも価格高め
そこで 価格低め且つ飛翔距離長めの似た商品?として
飛翔距離15m仕様のハチ用スプレー
・・・と 思ったけれど 調べると撃退成分は昆虫仕様で
哺乳類には無害なので使えず チ~ん
・・・で
要はカプサイシン(トウガラシ成分)の水溶液がキモより
鍋でとうがらしを煮込んだ溶液を準備して
(穴詰まり防止の為、要濾過作業必要)
高性能水鉄砲に溶液注入です。
これだと多少向かい風時でも有利かも?
下山後、残った溶液でキムチ鍋でも(辛過ぎそう
しかし、場合によっては凶器準備集合罪に抵触しそう。
その前にすれ違う登山者からは ドン引き賞賛浴びるでしょう
最後の最後には戦うしか無いと言う方もいらしゃいますが・・・
その場合ナタを腰に装備する事とがベストとか・・・重い以前に
入山時から熊との濃~い遭遇前提と言うのもなんだかなぁ
流石に 岩場を下降中に上から襲ってきたらどうしようも無いですが
ツキノワグマに襲われて怪我された方の多くは
顔面を狙われて大怪我されています。
熊側にとっては 相手の反撃力を削ぐ為に一番有効な顔面攻撃が
欠かせない厄介な相手です。
(下記写真Webより借用)
顔面保護用ガードしてナタ振り回していたら
金曜日のJさん・・・
今回、思わず購入した書籍(ISBIN978-4-480-43148-6)
写真:OLYMPUS PEN mini E-PM1 14-42mmF3.5-5.6