いつかは来ると分かっていても | てんちょのあたまんなか

いつかは来ると分かっていても

こんにちは、てんちょです。
朝からとても残念なニュース。

アップルの元CEO(最高経営責任者)、
スティーブ・ジョブズが亡くなりました。

自分にとってアップルというのは
若いころの自分の未来を切り開いてくれ、夢を与えてくれた、
唯一無二の存在でした。

ジョブズが居なくなったからといって
これから新製品や技術が出ない訳ではありません。

でもアップルという会社は
ジョブズあってのもので、
彼の思想を具現化する
フィルターであると、ファンは考えます。

素晴らしい出会いと体験。

もうPC業界ではそんな思いが出来ないのではないか。
とさえ考えてしまう。

初めて出会ったのはマッキントッシュ、
通称マックと言われていた頃のPC。

フォトショップとイラストレーターがインストールされていた、
店頭に飾られていたあのPCに
一瞬で惹かれ衝撃が走ったのをいまだに忘れられません。

洗練されたOS。
その上で動く夢の様なグラフィックソフト。

すぐに買うことを決めるのですが、
当時驚くほど高価だったモニターやメモリ、
ソフトを含めると数百万の時代。
初めてローンを組んで買いました。
フォトショップのバージョンは2.5が出たばかり、
イラストレーターは3.0の頃です。

本屋に行きその時売っていたフォトショップの本を全部買いました。
システム関連の本、月刊誌も全部。
その後会社にも土下座する勢いで導入をしてもらい、
それこそ朝から晩まで一生懸命勉強しました。

自分が在籍していたデザイン部以外の人達からは
「何であんな高いものを」
「その分ボーナスに回せば」
「高いおもちゃ。使いこなせるのか」
もうホントに散々言われました。
生意気でしたが若い自分にはプレッシャーの毎日でした。

でも2年後、マックは一人に一台。
自分達がやっていた仕事を全てマックで処理するシステムを作りました。
色んな会社から代理店を通じて見学に来たり、
講演(!)に呼ばれて偉そうに喋ったりと、
なんとか成功という形に出来ました。
そのおかげで給料も上がり、誰も文句は言わなくなりました。

もう思い出すとキリがない。
20代の自分はマックと共にあったのは間違いない。

どれだけ素晴らしくて、
これだけ自分は好きなんだ、といった所でね。
それはただのマニアの戯言かもしれない。
それぞれ信じてるモノや好きなモノがあるんだから。

でも人生の一部だったので書かせてもらいました。
そして何かが鐘の音と共に終わりを告げた。
そんな朝でした。

今持ってるアップル製品を大事に使おう。
まだこんなに好きだったんだな。