さてさて、




前の記事の続きです!!!





ネタバレ含んでいるので、嫌な方はバックです!!!











で、猪王山は一郎彦を本当の子供のように育てたので、一郎彦は自分のお父さんは猪王山だと思っているんですね。




それで、一郎彦は自分に父のような角が生えなかったり、




父のようになれない事が不安だったのでしょうね。




父上のような立派な角を持つ剣士になるんだと一郎彦は子供の時に言っていましたね。





それだけ父を尊敬していた。





悪くいえば、依存していた。





それが、結果的に一郎彦を闇に引き入れる原因になってしまったんですね。





ここで、私の疑問をお話ししたいと思います。




もちろん一郎彦は人間なので、成長しても角は生えなかったじゃないですか。




それでも自分のことはバケモノだと思い続けていたんでしょうか。




九太との戦闘シーンの時も、



「人間のくせに………人間のくせに………。」



と言っていましたね。




まぁ鼻の部分を帽子の下のテローンってなってるところで隠すくらいですから、自分は人間なんだと分かっていたんでしょう。





私の個人的な意見だと、




だけど、一郎彦は闇を抱えてしまうくらい本来の自分、我を無くしていた…。





だから、どうしても自分は猪王山の息子だ。



ちゃんとバケモノの子なんだと信じていたかったのかなぁ…と。





本当のところはよく分かりませんが。









そして、もう1つ疑問が。




一郎彦はずっと、九太を目の敵にしてたという事です。




熊徹と猪王山との闘いの時だって、




自分の父が負けた時もずっと



九太を見て「人間のくせに………。」



と言ってましたね。



そして熊徹を刺したと。




一郎彦が暴走した時ももちろんです。



なぜでしょうか。




私の意見としては、



猪王山と熊徹の闘いは、九太と熊徹の2人で勝ったようなものでした。



熊徹と九太はもともと孤独で、1人では無力かもしれないけど、2人だと強くなります。固い絆です。




きっと熊徹1人では負けてしまった。




でも九太が応援(?)したから、熊徹は勝てた。



それって闘ってるのは熊徹だけど、ほぼ九太のおかげって事もあるじゃないですか。




だから一郎彦は、たかが人間の九太に父が負けてしまったという思いが強くなってしまったのかな…と思いました。




だけど、ずっと最初から九太を目の敵にしてる感じがしたので、ただ単純に人間がバケモノより強くなるなんてありえないと思っているだけなのかなとも思いますね。





もっと深い訳もありそうなんですが…。




また後で考えてみます………。





とりあえず一旦切ります!






次の記事にも続きます!!!