突然目の前で人が倒れたら、あなたならどうしますか?
恐らく多くの人がどうしようか、何も分からず焦ってしまいますよね💦
・心肺蘇生は怖くてわからないよ...
・でも何かできることはしたい...
・そこから逃げたくはない...
いろんな気持ちが込み上げてきますよね
そんな時どうするべきなのか、この記事では誰でもできるAEDについて簡単に説明しておきます
AEDなんて怖い!と思う人もいると思います。しかし、実際はとても簡単!それで人を救える可能性が高くなるので、一歩踏み出せるか次第です!
ここでは心肺蘇生の中でもAEDについて簡単に説明します。
まず、救命の連鎖と呼ばれるものです。
1 心停止の予防
心停止や呼吸停止となる可能性のある傷病を未然に防ぐことで、
・小児では交通事故、窒息や溺水などによる不慮の
事故の予防
・成人では心疾患、脳卒中などの初期症状の気づき
による、早期治療
などが挙げられます。
2 心停止の早期認識と通報
突然倒れた人や意識のない人を見たら、直ちに心停止を疑います。大声で応援を呼び、119番通報とAEDを依頼し、救急隊が少しでも早く到着するよう努めることが重要です。
3 一次救命処置(心肺蘇生とAED)
救急隊を待つ間の1分1秒が生死を分けるといっても過言ではありません。居合わせたみんなが心肺蘇生を行い、AEDを用いた電気ショックを行うことで、傷病者の社会復帰に大きく貢献できます。
4 二次救命処置と集中治療
薬物や医療機器を用いて行う処置になるので、ここからは専門の人に引き継ぎましょう。
上記1〜4の流れが救命の連鎖になり、救命確率を上げるためにも必要になってきます。
さて、そろそろみなさんがやるべき事は見えてきたでしょうか?
私自身も救命講習を何度か受けていますが、胸骨圧迫は説明を聴いただけでは難しいと感じたため、この記事ではAEDの使い方について主に書いています。胸骨圧迫もすごく重要なもので必要なので、ぜひ心肺蘇生を身に付けるためには講習を受けることをおすすめします!
以下に、日本赤十字社が行っている講習のリンクを載せておきます。参考までにご参照ください。
https://www.jrc.or.jp/study/join/
・目の前で突然人が倒れる...
・ボールが胸にあたり人が倒れる...
そんな突然の心停止は、心臓が細かく震え出す心室細動という不整脈によって生じる事が多く、心臓
を正常な動きに戻す必要があります。
⬇️
AEDを用い、電気ショックによって、痙攣している心臓を1回止めます。
心臓の動きをリセットして通常の動きを取り戻そうという仕組みになっています。
心停止から5分以内にこの電気ショックを行えば、救命率は特に高く、市民によるAED使用の有効性があらゆる研究によって示されています。
日本AED財団『心臓突然死の対策などAEDの知識』
https://aed-zaidan.jp/knowledge/index.html
このように、人が倒れてから5分の間に必要な心肺蘇
生とAEDを用いて一次救命処置を行う必要があります。考えるよりも先に、体が動けるようになる事が目標ですね❕
今回の記事ではここまでにして、別記事ではみなさんにもできる、AEDの使い方に関する簡単な流れについて書いています。ぜひそちらも読んで、救命の1歩を踏み出せるようになってくれたら幸いです
最後までご精読ありがとうございました。
うぼぉ