人生において、この日を凌駕するほどの
感慨と感激で過ごす誕生日は
おそらくこの先もそうはないかもしれません。
正直、バースデーライブなんてのは一種のネタで
たいした意味はなかったのですが
諸条件を考慮したときに、まあちょうどいいんじゃないかということで
この日に決まったわけですが。
バンドの母体となったのは2005年
コッシーとかねちゃん、そして高校生ベーシスト
そしてほどなく決まった初任の鍵盤さん
みんなで吉祥寺のスタジオに定期的に集まっては
アルフィーの楽曲を演奏するという
中身は学芸会の稽古に近いレベルのものでした。
そして2年ほど経った頃、そろそろライブでもやる?
という話になり、ようやく付いたのが
ALz-Hzというバンド名でした。
ALFEEのAL、波長が合うことでのヘルツ(Hz)
ならば字面もカッコよくALzにしようかと考えたのです。
そこから始めたワンマンライブ、
そのたびにヘルツ(周波数)にちなんでTuningというカウントを振り
第6回目となったのが先日の12月6日のライブだったのです。
今年は10周年ということで何か特別なことをやろうと
夏に名古屋で初めてのワンマンライブを開催
そして地元東京でのワンマン、そこになんと
去年に引き続き二度目となる
元THE ALFEEサポートドラマーである
長谷川浩二さんをお迎えできるというなんとも豪華な運びとなりました。
リハーサルを終え、開場時刻が過ぎ
楽屋で着替えを始めてると
「ちょっと、すごい行列ができてるよ」
とスタッフの声。
ほどなくして客席のざわめきを感じつつ
開演となりました。
幕が上がるとそこには最後列の壁まで
ぎっしりと埋まったお客さんたち!
まさかあんな光景が見られるとは!
アルズ本体としては、今までのライブに倣い
なんでもないところで躓いたり
普段なら弾けていたフレーズをミスったりと
未成熟バンドをさらけ出す格好になりましたが
それでも満杯の客席を見ると楽しそうな顔
手拍子に拳に歓声に後押しをしていただき
なんとか無事に本編が終了しました。
いつもより力強い「アンコール!」の声が
楽屋までしっかり届いてきます。
そりゃそうです、みんなここからのパートを
どれだけ心待ちにしていたか!
我々もますますテンションが上がってきます。
まずメンバーが舞台上に登場し
異様な熱気の中いよいよお招きしましょう
長谷川浩二さん!!
この瞬間の歓声といったら
普段はもう黄色い声など出ないであろう方たちも(コラ)
一様に叫んでいました。
去年初めてご一緒したときは
楽曲を選ぶのに何の苦労もしませんでした。
そりゃ僕も長年ファンやってますからわかります。
長谷川さんのプレイで何が聴きたいか。
ちなみに去年の曲は
鋼鉄の巨人
SWINGING GENERATION
SWEAT&TEARS
星空のディスタンス
でした。
今回は違う曲にしたいなというのはもちろん
どれが盛り上がるか、どれをみんな聴きたいのか
悩んだ結果決めたのがこの日のメニューでした。
AFFECTIONのドあたまでは
もはや悲鳴といっていいほどの歓声!
中には涙を流す人もあちこちに。
圧巻のプレイに涙するというのもありますが
「あの長谷川さんがアルフィーを演奏してる」という
これに尽きるんじゃないかと。
DNAレベルで呼び覚まされるアル中魂というか。
そして特効のテープが飛べば会場のボルテージはMAXです。
実はここで飛ばそうねと決めてスタッフさんにお願いしていたことを
すっかり忘れていて、ものすごいびっくりしました(笑)
耳元でパンッ!ってなってビクッとなったw
続いて曲調が変化していく当時の組曲としての代表作
GATE OF HEAVEN
華麗なエンディングから流れ込むように
夢よ急げ
メンバーも観客も嬉しくて楽しくて
リズムに合わせてジャンプするする!
一気に畳み掛けるように演奏が終わり
最後のブロックであるアンコール2へ
どうしてもこの曲を長谷川さんと演奏したかった…
声が枯れるまで歌い、指がもつれるまで弾いた
I LOVE YOU
で大団円となりました。
なんと、このアンコール2では
アルズTシャツを長谷川さんが着てくれたのです!
なんてことないように見えますが…
これって凄いことですよ!
神の領域のミュージシャンが
我々の作ったものを着て演奏してくださってるんですよ。
長谷川さんとは何度かお話させていただいたこともありますが
そのたびに感じる優しさ、人柄のよさ、気さくさとユーモア
何をとっても魅力的な人ではありますが
そこには鬼神のような強烈さとエモーショナルなプレイ
これがあってこそ近寄りがたいほどのオーラをまとっているんだと
改めて感じました。
長い髪をなびかせながら、汗をほとばしらせながら
擦り切れるほどのビデオや遠くから双眼鏡でしか見えなかった
あの長谷川浩二さんの姿がすぐそこにあること、
楽しそうに満面の笑みで僕にアイコンタクトをとってくれていることが
どれだけ夢見心地なことか。
苦しいほど、身悶えするほど
「高見沢さんになりたい」と願ってた高校生の僕に
何十年か経って長谷川さんのドラムで
エレキギターをかき鳴らしてるなんて知ったらどんなだろう。
かくして、ALz-Hzが10周年を締めくくるには
あまりに盛大で豪華でグロリアスなライブは
幕を下ろしたのです。
(後半につづく)
ALz-Hz Tuning#6
2015 Milestone
A day of glorious Tokyo
2015.12.06
01.Crisis Game~世紀末の危険な遊戯
02.サファイアの瞳
03.SWEET HARD DREAMER
04.Bad Girl
05.星空のディスタンス
06.SWEAT&TEARS
MC
07.北のHOTEL
08.心の鍵
09.あなたの歌が聞こえる
10.霧のソフィア
11.FOR THE BRAND-NEW DREAM
MC
12.祈り
13.孤独のHERO
14.天河の舟
15.流砂のように
16.明日の鐘
MC
17.Pride
18.ラジカル・ティーンエイジャー
ENCORE1 with Kozy Hasegawa
19.AFFECTION
20.GATE OF HEAVEN
21.夢よ急げ
ENCORE2
22.I LOVE YOU













