モモのいい旅・夢気分 後編 | NPO法人Ubdobe(ウブドベ)

モモのいい旅・夢気分 後編

みなさんこんにちは!
あっという間に11月も後半突入ですね*

ちなみに、11月22日は「いい夫婦の日」だそうです♪
奥さんや旦那さんに日頃の感謝を伝えるもよし、
お父さんお母さんにデートのプランをプレゼントするもよし、
いい機会にしてみてはどうでしょう!?(*^^*)


さて!
今回のブログは鳥取旅行記後編を書かせていただきます*

ちなみに、こちらは鳥取のアイドル、トリピー!\(^o^)/

NPO法人Ubdobe(ウブドベ)

なんてかわいいんでしょう!
鳥取はゆるキャラもいっぱいなんですよー*
「全国ゆるキャラカップ」なんてイベントも毎年開催されています( ´ ▽ ` )


ゆるーく鳥取の魅力を語った前編とは雰囲気を変え、、
リンクはこちら→ 『モモのいい旅・夢気分・その1!』

後編はまじめに語ります!笑



実は、鳥取まで一人旅をしてきたのにはある理由があったからなのですが、
それは、4年ぶりに祖母に会いに行くこと。

祖母は3年前に認知症と診断されて、
今は何度か入退院を繰り返しながらグループホームで暮らしています。

子供や孫の名前も思い出せないみたい・・とか
(子供7人孫10人という大家族なので
、おばあちゃんが忘れっぽくなるのもわからなくはないですが、、笑)
母の兄弟たちが面倒を見ているけれど、
働いて自分の生活を支えながらの介護で疲れがたまってみんな大変・・
など、長い間いい話を聞いていませんでした。

私の方も、家族の予定が合わなくなったり、
一人で行くにも、「自分のことを忘れた祖母」に会うことに
うっすら「怖い」という気持ちがあったことも否めません。
毎年夏休みを一緒に過ごし、たくさん可愛がってくれた祖母が
私も私の母や妹や父の名前も、顔も、過ごした時間も忘れているということが感覚で理解できずに、
「変わってしまった祖母との再会」はなんとなく暗いイメージのあるものでした。

だけど、

「Ubdobeで医療とか福祉とかいっておいて、
自分のばあちゃんを4年もほっといてるなんて、おい自分!」

と自分に突っ込みたくなる気持ちになったのと、
自分を忘れていたとしても、無性に
「なんかやっぱりばあちゃん会いたい!なんでもいいから喋って笑ってもらおう!」
と特に理由もなく思ったので、思いきって会いにいっちゃおう!と旅立ったわけです。

さて、そんなわけで4年ぶりに祖母に再会したのですが、
いつもニコニコ笑っていて、母に似てちょっと天然で、お茶目で、面白くて、優しくて、、
その祖母の面影はそのときには全く見えませんでした。
思い通りにならない体や、うまく理解できない周囲の状況、
自分自身の介護で疲れ切ってしまっている家族に、
悲しみを含んだイラつきをストレートに表現している姿は初めてみる姿でした。

そんなどんよりと閉じた空気の中、

「おばあちゃん、神奈川から来たモモです。まきちゃん(母)の娘だよ!」

と自己紹介しても、

「・・誰だかしらんわ~」

と一言。

「うーん、、だよね、、」

想像はしていたものの、毎年「なんちゅう大きなっただ~!」と
笑顔で迎えてくれたばあちゃんの様子を思い出すと、次の言葉に詰まってしまいました。

でも、ここでしょんぼり黙っていては、
マイペースでいつもへらへら笑ってられることだけが取り柄の私が、
何のために会いに来たかわからない。

というわけで、すかさずおばあちゃんの横に座ってゆっくり話しかけてみました。

「おばあちゃん、私さ、今日神奈川から来たんだよ」
「あれ、まあ~! (驚)」
「9時間もバスに乗ってたんだよ~!」
「・・まあ~、あっとろし~(信じられない~)」

「でさ、静岡のパーキングエリアに「羊羹パン」っていう変なパンがあってねー・・」

と、さっそく下らない話題を繰り出す私。

「やっぱり気になるから食べちゃうじゃん!
でもね、やっぱ羊羹とパンは別々のほうがぜったい美味しいよ!あはは~」

「それはそうだが~!(笑)」

あれ!?おばあちゃん笑った!

しかもそのまま話していると、静岡にインスピレーションを得たのか、
「ふ~じはにっぽんいちの~山~♪」
と歌まで歌ってくれる。

もうここからは、わたしからばあちゃんへの歌と笑わせ攻撃でした(笑)

「この歌知ってる?」と、昔いつもばあちゃんが私に歌ってくれた歌を歌うと
「そんな歌もあったね~」と思い出してくれるし、

「小さいころ、ウサギのぬいぐるみがほしいって言ったのに、
『モモちゃんはこっちのほうが似合っとるで』って、猿のぬいぐるみ買わされそうになったんだよ~」
と笑って思い出話をすれば、
「あらま~そうだか~(笑)」と笑ってとぼけるばあちゃん(笑)

お土産のブローチを見せると、女の子みたいに
がぜんテンションが上がって嬉しそうにしてくれて、私も一緒にテンションが上がる。

何かのきっかけで話がいったん途切れると、私のこともいったん忘れてしまうし、
再びイライラした様子になるときもある。
でもそのたびに「神奈川から来たモモです!」と自己紹介して、また喋って笑う。

そして何回目かの自己紹介のとき、突然

「あら!モモちゃんだか!!」

と私のことを思い出してくれたのです。

表面的には忘れていても、
その人自身から、記憶が「なかったことになる」わけじゃないんだな、
楽しいとか嬉しいとか好きとか、そんな気持ちがきっかけになって、
埋まってた記憶を見つけてくれることもきっといっぱいあるんだろうな!!
思い出してくれてありがとう!!
とすごく嬉しかったです。

変わってしまった、老いてしまった、忘れてしまった、
それが生きている人として自然なことなら、
それに周りの人が捕らわれすぎる必要はないのだと思いました。

怖いと思ったり、辛いと思ったり、
自分を犠牲にしてまで支えてあげなくちゃいけない、と無理をしすぎたり、
もちろんそれも、当たり前の気持ちだと思います。

でも、ただ単純に、一緒に喋る、一緒に笑う、好きなことや楽しいことをみつける、
そんな時間が一番欲しいと思うし、あげたいと思う。
うまく言えないけれど、楽しいことがあったほうが、
明日も元気に生きてようかな!って思いますよね!


この日帰るとき、ベットの上で私にずっと手を振ってくれていたおばあちゃんは、
私が一歩部屋を出て、ふともう一度部屋をのぞいてみると、
まだこっちを見て手を振ってくれていました。
このとき私を「孫のモモちゃん」として認識していたのかは分からないけれど、
小さいころおばあちゃんの家から神奈川の家に帰るとき、
車の窓から、おばあちゃんが見えなくなるまでずっと手を振ってくれていた姿と重なって見えました。
なんだか変わらず、胸がいっぱいになりました。

お正月には家族みんなで帰って、
今度はばあちゃんの好きだった絵を一緒に描こうかな~!と思っています(^^)



モモ