日本のラッシュ | NPO法人Ubdobe(ウブドベ)

日本のラッシュ

SOCiAL FUNK! WEB担当のえりこです。

そこそこラッシュの時間帯、渋谷行きの東横線での出来事。
ホームから電車の中にいる人たちに向かって質問する方が・・・。

「シブヤ デスカ?」

ちょうど電車に駆け込もうとしていた方、
少しキラッとした感じ?の、仕立ての良さそなスーツを着た、
小柄な中東系のオジサマ。
この電車は渋谷へ行くの?との質問、日本語で「ハイ」と答えました。

ほぉ~と息を吐きながら安堵した様子で電車に乗り込み、
そしてこう褒めて?くれました。

「ニホンジン、スゴイね~マイニチ コレのってる~
ワタシ、デキナイデキナイ~」

たしかに!

日本の(東京のと言った方がいいのかな)ラッシュはすごいと思う。
この人混み、淡々と並ぶ整列乗車、牛歩の階段、
東京の日常だけれども、外国の方には驚きかも。

私もしばらくラッシュの電車から遠のいた生活をしていると、
もうあの電車には二度と乗れない!と思います。

代官山の駅はカーブしているため、人の重みでドア開かないし。
中途半端に開いても、自分の力だけでその人たちの重量に耐えきれない。
ドアに押し付けられブタちゃんになろうとも、人とドアに潰されてる方がよかったりもする。
この感じ、東横線の渋谷行き、先頭車両に乗った方には、
わかっていただけますでしょうか?
でも東横線は序の口、もっとすごい路線もありますから。

少々厳しい環境に置かれた方が、人間強くなるんだけども、
でもこんなことで強くなりたくない~と思いつつ、
慣れとは怖いもので、ラッシュ電車に乗りつけると、
あれが日常、普通になるのです。

そしてふと、見ず知らずの方々とこんなにも密着していることを、
「これってよ~く考えたら、なんだか異様だよね」と思ったりもする。

毎朝見かける同じ顔、知り合いではないけれど知ってる、
みたいな不思議な空気が流れたりもする。

中にはイライラしている人もいて、電車の中、ホームで、
些細なことがきっかけで言い合いが始まることも。

きっとみんな、眠いし~ラッシュキツイし~会社かったるいし~
でも行かなきゃ!と自分のことでいっぱいなのです。

自分も遅刻しそう!、カラダしんどい・・・という時などは必死。
進行方向しか見えてないというか、多分前のめりに歩いているというか、
視野が狭まって、周りが見えていない。

応急処置で深呼吸してみたりします。
カラダに空気を入れてみる、東京の雑踏の中の空気ですけれど。
おなかに力を入れてみたりもします。
疲れるとおなかに力が入らず、肩が内側に入り、猫背気味になる。
「えいっ!」と腹筋に力を入れて背筋を伸ばしてみます。

結構ニホンジンもがんばってるんだよ~と思ううちに、渋谷到着。
電車を降りる時、「Thank you for your help~」
と言いながら、オジサマはダンディに立ち去って行きました。

とっさにペコリとお辞儀してみる。
ここでかっこよく英語でかえせるといいのだけど、
とってもニホンジンな私に少々苦笑いしたのでした。

えりこ