それも高額の施設からごく普通の施設まで。
食堂とトイレがあるように、
美容室も必要不可欠なものとして付随している
(たいていは、市場価格より少し安いので、地域の人もよく利用するという)。
日本では、人手不足やけが防止などの理由から、ほとんどの特別養護老人ホームでは、
美容サービスはなされていなかった。

それでも、いまから六年前、当時の厚生省では
「福祉理容・美容は積極的に取り組むべきサービスである」
という姿勢を打ち出している。

大手理美容機器会社が行った調査によると、
「近々新築か改築を計画中の施設のうち、理美容設備を作る予定」
と答えたところは七割以上あったという。