新聞やテレビなどの報道でよく取り上げられていますが、相続税の基礎控除が
今年、平成２７年１月１日以降相続開始から変わります。

この改正よって、これまで相続税がかからなかった方でも課税されるという
ことが多くなるのではないかと思われます。

相続税とは被相続人から相続又は遺贈によって財産を取得した人それぞれの
課税価格の合計額が、遺産に係る基礎控除額を超える場合、その財産を取得した人は
相続税の申告をする必要があるというものです。

従来の基礎控除額は、５,０００万円＋１,０００万円×法定相続人数でした。
これが従来の６割である
３,０００万円＋６００万円×法定相続人数
となるという改正です。

例えば被相続人の方に配偶者がいて、子供が２人とすると
基礎控除額は「３,０００万円＋６００万円×３人＝４,８００万円」となります。

所有している財産すべてに課税されるわけではありません。
詳しくは下記の国税庁ホームページをご参照ください。
https://www.nta.go.jp/souzoku-tokushu/index.htm

これを機会に所有の財産を再度確認されておくのもよいかもわかりません。

「相続税基礎控除」