寄附金など支払われたとき

こんにちは、９月に入り暑さも和らいだように感じます。

今年の８月は、天候不順により日照時間も歴史的な短さと言われています。
また、台風、大雨などによる被害が各地で発生しています。
近くでは広島市では災害にみまわれました。

こういったときに、募金、寄附金（義援金）を支払われた人もいると思います。
一定の寄附金を支払ったときには所得控除等を受けてることができます。

例えば広島市で現在受け付けされている「広島市８・２０豪雨災害義援金」の場合では、確定申告等を行うことにより所得税法又は地方税法に規定する「国又は地方公共団体に対する寄附金」として、所得税及び住民税の控除対象にできます。

個人については、寄附をした翌年に確定申告等を行うことにより、所得税における寄附金控除及び住民税における寄附金税額控除を受けることができます。

また、法人については、法人税の申告に当たり、その全額を当該事業年度における損金として算入することができます。


本来の募金等の目的は、被災した人たちのためのものですが、
こういった支払った人へのメリットにもなる制度もありますのでご活用してみてください。