先週、相続対策、その中で生命保険に関することについて社内研修を行いました。
相続と聞くと、自分とはあまり関係のないと思われる人も多いかもしれません。
しかし相続税のかかってくる人は、全死亡者の4.1%とも言われます。
近年、毎年の死亡者数は120万人といわれていますので、約5万人が相続税がかかっている計算となります。
25人に1人と聞くとまだ少ないと感じられるかも知れませんが、
あくまでそれは亡くなられた方、被相続人の数です。
国税庁発表によると平成23年の相続税の納税者というのは12万人いたそうです。
1件につき、およそ3人あまりの人が相続人となっている計算です。
つまり実際に相続税がかかる相続を受けた人というのは
亡くなられた人が10人いれば、1人は相続税の納税者になっていたということです。
そう考えていくと案外身近に感じてこないでしょうか。
今回の研修ではそんな身近になった相続の問題について、
相続がおきたときに遺産の分割や、納税時に金銭トラブルが起こらないよう、
保険をつかって資金の確保しておく、ということを中心に勉強していきました。
相続税は昨今税制改正により基礎控除が引き下げられ、2年先にはより身近な税となっているでしょう。
気づいたら自分に降りかかってくるかも知れない問題です、しっかりと考えていかなければならない時代になったといえるでしょう。