鹿の王(1~4) 上橋菜穂子 角川文庫
ちまたでは、カミュの「ペスト」が読まれているようですが、こちらもお勧め。
あの「上橋菜穂子」さんのアンデルセン賞受賞後第一作です。
上橋菜穂子さんと言えば、「守り人」シリーズでもわかるように、物語の世界観がしっかりしていますが、今回もこの世界がくっきりと描かれています。
以前一つの国を滅ぼしたほどの流行病がテーマ。
罹患して生き残った男と何とかして病気を抑えようとする男のダブル主人公で物語は進んでいきます。
この物語を読めば、いかに伝染病を抑えるのが難しいかが、よ~くわかります。
そして、罹患して生き延びた人間の葛藤も・・・・。
主人公二人をとりまく人々も、社会情勢もしっかりと描かれていて、読み応えあります。
文庫本化を待って、書店で購入。
