物事は多方面から検討すべきである。し

かし、世の中には想像力があるが拡大し

続けない人達がいる。

私が、精神病の強迫性障害に罹患して病

気を治す為にB型作業所で少しの間にお

いて作業をした体験がある。その施設に

はB型作業も出来ない精神遅滞の人を介

護する部門があった。

 

その精神遅滞の人の中には他害をする人

がいたのである。職員は必死に他害をさ

せないと拘束していた。施設の職員に拘

束の事を聞くと、「切迫性」と「非代替性」

と「一時的」と言う三原則が整わないと拘

束出来ないと言っていた。

精神病であった私は、拘束直前の精神遅

滞の人を見ていると「怒りの感情」で脳が

満たされている様であった。つまり、脳

の中は「怒りの感情」だけであり、他人の

言葉を聞く領域が無い状況に思えた。

 

この「怒りの感情」だけに占拠された脳の

状態から、脱出させる為には拘束しか無

いと思えた。身体拘束をする事により、

怒りに起因する行動が出来ない事と拘束

から逃げさせない事を体感させて脳の中

にその感情を生み出す。その行動によっ

て、「怒りの感情」が脳の占有をしている

状態から脱出させるべきと思えたのであ

る。この「怒りの感情」から脱出させる為

に身体拘束するには後見人の了解が必要

であろう。

 

上記の三原則だけに拘らず、「怒りの感情

」からの脱出をさせる様な別の次元の事も

考慮するべきと思った。

つまり、多方面から物事を考慮する事が

物事を検討し出来るだけ最善な行動を選

択する一助になると思えるのである。

 

 

次のサイトも見て下さい。

http://www17.plala.or.jp/ubayashi7389

上記のサイトの「問い合わせ」の欄で

『強迫性障害』の対処方法と『孤独』

との向かい方と『問題解決策』につい

ての文章を紹介していますので一読し

て見て下さい。