昨年はルビーチョコレートに沸いたバレンタイン催事、

これまでも新商品や日本初上陸ブランドで注目を集めてきた催事が

今年は大きく趣を変えたかな・・という印象です。

 

もはやバレンタインは、チョコレートを“あげる”から“自分が楽しむ”へ。

年に一度くらいはチョコレートに大枚をはたくような時期があっても

それはそれで楽しいと私は思うのですが。

 

・・・で、

新たなるチョコレートの食体験を堪能する催事場内女子達の賑わいをよそに、

自分はというと、試食のお勧めいっさいがっさいをお断りしつつ、

ただ黙々と“パッケージを狩る”。

 

今年もそんなチョコレートハンティング(コスパ重視)の備忘録です。

 

 

Nucao バーベリー \550+税

 

ドイツの有機チョコレート。

一枚の厚紙を立体的に組み立てた中には

biodegradable cellulose foil ・・・つまり生分解性のフィルムで

個包装されたカカオバーが収まっています。

厚紙を開くと GOODBYE PLASTIC! のメッセージもあって、

環境問題に取り組みながらもさらっと個性的なデザインに

昇華してるところが素敵だな、と思います。

中の商品が固定されるよう底面四方に折られた機能的な爪も

「なんかドイツっぽいデザイン」と感じなくもない。

中身はチョコレートにヘンプシード、アーモンド、

アセロラなどスーパーフードをプラスしたカカオバーです。

 

 

 

ジャン=ミッシェル・モルトロー サヴォア・フェール \925+税

 

漆黒の箱に上品なゴールド箔を施されたクラフト紙ラベル。

付属の紙袋も紐の通し方に一手間かけられていて、

これで1000円を切るとは感動。

一目惚れで“買う!”と決めたものの売り切れ&入荷待ち店舗続出で、

何か所か催事めぐりをしてやっと購入しました。。。

ジャン=ミッシェル・モルトロー氏の思いを伝える絵本ふうの

リーフレットまで付いていて、大満足。

 

 

 

ブルーボトルコーヒー チョコレート \800+税

 

日本上陸して5年だそうです、ブルーボトルコーヒー。

普段日本での取り扱いはないという“チョコレート”が

バレンタイン時期ということで特別に販売されていました。

チョコもミニマルで、おしゃれ。

 

 

 

モロゾフ オー・ド・フルールより オー・ド・ミエル缶 \750+税

 

モロゾフはやっぱ今年もすごい!

今年は“ミニ缶”を選びました。片手にちょうど乗る大きさです。

白の缶にするか紺にするか、ショップの前でさんざん迷って

深い紺色のほうを。

もっとも店員さんにはどちらの“味”にするかを迷っているものと

思われていたようですが。。。

 

 

 

モロゾフ TEA BAR \450+税

 

これもモロゾフ。

印刷物に関わる機会の多かった仕事を離れてだいぶ経ちますが、

あの頃はなかなか実現できなかったこういう印刷表現が

今はできちゃうのねー・・・としみじみ。

黒い箱の光沢部分、ニスとかUVでここまでザラついた質感や

凹凸を出すのって難しいことだった気がするんですが。

バーコじゃ高すぎるし、そのうえ細い線も、こんなに細かい

Rマークすら全く潰れてない。

どうやってるんだろ? 

こういうの、やってみたいなあ。

 

 

 

ゴンチャロフ ブロドゥリーA \350+税

 

ゴンチャロフもすごいぞ!ということで。

こちらも神戸に本社を置く日本の洋菓子メーカーさんですが、

やはり毎年注目している日本のブランドです。

今年はこちらの“イオン限定”商品がとても素敵だったので。

手芸用品のパンドラハウスを展開するイオンさんだからというわけでも

ないと思いますが、「刺繍のお花」というとても女性的なモチーフを

デザインされています。これってきっと、誰が見ても素直に「あ、綺麗」と

思うだろうなぁという好感度の高さを感じました。

それにしても、7.5cm四方の箱に4個のかわいらしいチョコが詰まって

350円はすごい。

 

 

 

神戸凮月堂 ゴーフルブラック \420+税

 

さらに神戸、風月堂さんの缶入りゴーフル。

缶に施された赤金とクリアケースのマットな青金のコントラストにヤられます。

和風のパッケージも最近多く見かけますが、これはまるっと外箱ごと

とっておきたいパッケージです。

 

 

 

CACAO SAMPAKA タルト チョコラータ 

ルビーチョコフランボワーズ \350+税

 

毎年楽しいビジュアルに心躍らされるカカオサンパカで選んだのは

ギラギラメタリックのパッケージ。

ばっちり顔が映り込むくらいの鏡面メタリックは大好きなので

即買いしましたが、軽い摩擦ですぐに傷付くのが難。

そーっと、そーっと持ち帰ったけど・・・

やっぱりちょこっと傷付いてしまった。ううっ。。。

 

 

ダスカリデス トリュフ2個入り \463+税

 

今年はなぜかブルー系のパッケージに心惹かれ、

なかでも一番素敵に感じたのがこのダスカリデスのブルー。

私の写真(&調整)の腕前だとうまく再現できていないのが残念ですが、

ほんのり黄味に振れた、淡いブルーが素敵です。

ずっと見ていても飽きない上品なブルーに心持っていかれました。

 

 

 

ラ・メゾン白金 タブレット ストロベリー/塩レモン 各\160+税

 

パッケージはシンプルに、チョコレート自体のデザインで魅せる

チョコレートというのも最近は多いようですが、

今回はラ・メゾン白金を選びました。

こちらの洋菓子ブランドは『上質なカジュアル』をテーマに

されているとのこと。まさに。

 

 

 

USHIO CHOCOLATL(ウシオショコラトル) 尾道ブレンド 800+税

 

個人的に今年は松屋銀座の催事が一番楽しいと感じたのですが、

このブランドに出会えたのもその理由のひとつ。

尾道から来たという「ウシオショコラトル」さん。

基本的にカカオ豆と砂糖しか使わないとのことで、

その心意気もパッケージも、かなり面白そうなブランドです。

私が買ったのは、尾道でしか販売していないという「尾道ブレンド」。

さらに、カカオニブがガツンとくる“ガリっと食感”タイプをセレクトしました。

売り場のお姉さんは「普段はイノシシが出るようなところ」で暮らしてると

言っていらっしゃいましたが、いろいろ不安も多いなか(ウィルスとか。。)、

「よくぞ来てくれた!」と感謝したいブランドです。

 

 

 

柑橘王国 みかんチョコレート \390+税

 

数種類ある柄の中から、悩んで迷って、この柄をセレクト。

ほんと、AKOMEYA TOKYOの店先でどの柄にするか悩みまくりました。。。

まだ見たことのない、こんなに素敵なパッケージが日本全国に

あると思うと、すごく楽しい。

 

 

だから・・・、

たぶん来年も、買いまくります。

 

 

 


近年は年間60~80冊くらいの本を読んでいて、読んだ本は「読書メーター」で管理するようにしています。

この機会に、平成年間に読んだなかから10冊を記録しておこうとしたら・・・意外にもあっさり10冊に絞れてしまいました。
それだけ強烈に印象に残った10冊なのだと思います。

 

 

 

●『デザインのデザイン』 原研哉
今、現段階では、私の半生で最も幸せな本との出会いはこの一冊だろうと思います。

 

 

●『池袋ウエストゲートパーク』 石田衣良
以前「読書メーター」に記録した感想文がコレ↓
「初めて読んだ時、主人公マコトの自然な語り口調で綴られるあまりにも新鮮なその文体に、イッキに引きずり込まれた“IWGP”。以来、大好きなシリーズです。一度読み始めたら最後、疾走するストーリーについて行かなきゃと“瞬きするのも忘れて眼球乾ききっちゃうくらいの勢い”で読み倒すハメになる。よく、映画を観たあとは登場人物になりきってしまうと聞きますけど、このシリーズを読んだ後がまさにその状態。『負ける気がしねぇ』みたいな(笑)。」
かつては“ポケットから携帯を抜いてフラップを開け”ていた主人公マコトも今ではスマホを操るようになり・・・・

それでもいまだ“負ける気がしねぇ”のと、キングタカシが理想の男であることは変わりません。

 

 

●『紐育マサオ』 うつみ宮土理
これが発売された1998年当時、AIDSをとりあげたこの内容はけっこう衝撃的だったのではないでしょうか。

この後、私は、貧困・HIV・ドラッグ・偏見や格差のなかで生きる若者達を描いたブロードウェイミュージカル『RENT』に大変な感銘を受けることになりますが、私のなかに下地としてこの『紐育マサオ』があったからこそ、あんなに響いたのではと思っています。

大袈裟でなく、これまで読んできた全小説、登場人物のなかで、一番強く印象に残っているのが“昌夫”です。

 

 

●『19歳の君へ』 日野原重明(編著)
緩和ケアのエキスパート達が千葉大で行った連続講義を一冊にまとめた本。

これを読んだのは2010年夏、今まさに尽きようとしている命を目の前に“自分は何をすべきか”を悩みぬいていた時でした。

「死生学」の提唱者である哲学者アルフォンス・デーケン氏の「人は100%死ぬ」のだという言葉に目を開かされ、救われました。

この本を読む前と後では、明らかに自分が変わったと感じています。

 

 

●『朽ちていった命』 NHK「東海村臨界事故」取材班
日本国内で初めて事故被ばくによる死亡者を出した東海村臨界事故、その直後の被ばく患者と医療スタッフを追った壮絶な記録です。

2011年の震災直後に読みました。この頃、私は地域医療問題の本を多読していて、この本の著者、岩本裕さんの「失われた医療先進国」を先に読んでいました。ひょんなことから岩本さんと直接やりとりさせて頂く機会を得、たどり着いたのがこの本です。人の多い街なかのカフェで読み始めてしまい、泣くのを必死にこらえながら最後まで読み切ったのを覚えています。
原子力事故は過去の不幸な出来事ではなく、私達が未来に背負っていく問題であることを忘れてはいけない・・・この本が思い出させてくれます。
この一冊を読むきっかけをくださった著者の岩本さんに、心から感謝します。

 

 

●『空飛ぶ広報室』 有川浩
とにかく読んだ、有川浩。「図書館戦争」シリーズはじめ、有川作品はどれもこれも好きですが、平成の個人的一冊を挙げるなら絶対「空飛ぶ広報室」。“綾野剛びいき”も相まって、テレビドラマ含めてとにかくハマりまくりました。ハマった勢いで、ドラマに出演されていたムロさんの舞台の手伝い要員にまで手を挙げる始末。。。(楽屋でチラシを束ね、ロビーで扇子売ってました。。。)

F-15とかT-4とか、空自戦闘機の3D紙飛行機をせっせと作っていたのもこの頃です。

 

 

●『紙つなげ! 彼らが本の紙を造っている  再生・日本製紙石巻工場』 佐々涼子
今、一番好きなノンフィクション・ライターは佐々涼子さん。国際霊柩送還士を追った「エンジェルフライト」も凄い内容でしたが、震災の記憶を残す一冊として、また“紙の本”が好きでしかたがない者としても、挙げずにはいられない一冊です。

 

 

●『木に学べ ―法隆寺・薬師寺の美―』 西岡常一
文庫化されたのは2003年ですが、今も書店で棚にこの本が並んでいるのを確認しては、ちょっと安心したりしています。

時代が移っても、この本はずっと書店の棚にあり続けてほしいと思います。
この本をめがけて書店に行く人や、わざわざネット書店で検索する人はごく少数かもしれません。だからこそ「たまたま本屋の棚で目に入って手に取ってみたら、すごくいい本だった!」・・・みたいな人が増えてほしいと思います。

そんな幸運を手にした一人として、そう願います。

 

 

●『カフェ日誌』 桑のりこ
原宿の伝説のカフェ「ルームルーム」。たまたま入ったそのカフェは、たまたま数日前にオープンしたばかりで、たまたま客席に私一人しかいなくて、そのとき接客してくれたのが桑のりこさんでした。その「ルームルーム」が惜しまれつつも閉店し、伝説となったあと、表参道の系列カフェNidで、桑さんから「本が出ますよ」と聞きました。読んでみてビックリしたのは、桑さんにとっても「大江千里」が、“あんなにも憧れていた人”だったってこと。

 

 

●『カーリー Ⅲ』 高殿円
昭和の頃にさんざん読んで、未完のモヤモヤを引きずったまま平成を過ごしたのが藤本ひとみさんの「まんが家マリナ」シリーズ。そして今、続編を期待せずにはいられない気持ちを抱えて令和に突入しようとしているのが高殿円さんの「カーリー」シリーズ。

まぁ、希望を捨てずひたすらに次巻を待ち続けるというのも悪くないかな・・・と、私は思っています。

 

以上10冊。「読書メーター」にも記録完了↓

https://bookmeter.com/users/358225/bookcases/11407940

 

ちなみに、昭和の頃(10代の頃)に出会った大切な本を挙げるとこう↓なります。
・「まんが家マリナ」シリーズ 藤本ひとみ
・「時をかける少女」 筒井康隆
・「天国に一番近い島」 森村桂
・「キッチン」 吉本ばなな
・「沖田総司」 早乙女貢
・「タイム・マシン」 H.G.ウエルズ
・「クリスマス・カロル」 ディケンズ
・「NYバード」 槇村さとる(少女マンガ)

ここではないどこかへの憧れというか、若干、非現実感が強いのは、多感な10代ゆえでしょうか。
でも、不思議とこの頃に読んだ本こそが、自分の血肉になっている気もします。それがたとえ少女マンガであっても。

 

 

さて、令和はどんな本に出会えるだろうか。

 

てか、そろそろ、いいかげん、純文学読もうかしら。。。。

 

 

元号の変わるこの機会に、

“平成自分史”をまとめておきます。

昭和~平成に変わるときは

こんな便利なツール(ブログ)もなかったので、

今の時代ならではの振り返り方もいいかな、と。


平成に出会えてよかった思い出深い曲。

10曲です。

 


● 『 君がいた夏 』 Mr. Children
アルバム「EVERYTHING」発売まもない頃、

新宿でジャケ買い。

視聴コーナーでその声にヤラレました。

衝撃でした。

なかでもこの曲が一番印象に残っています。

この時、同時にジャケ買いしたのが「L↔R」のアルバム。

我ながら気の利いたセレクトをしたもんだと思います。

 

● 『 No.1 』 槇原敬之
当時、ドライブ中によく聞いた曲。

甘い記憶も苦い記憶も、この曲とともにあります。。。。

これに限らずマッキーの曲は、

ここ1~2年思い出したようによく聞いています。

 

● 『 Eric.W 』 The band apart
● 『 アオイアサガオ 』 Jazztronik
● 『 Saturday 』 Paris match
2000年代に入ってから、劇的に聴く音楽が変わりました。

それまでは“カラオケで歌いたくなる”曲を聞いていましたが、

この頃からは単に「聴きたい曲」が優先に。

自分の中で邦楽とか洋楽とか区別しなくなったのもこの頃。

中目黒、下北沢、渋谷、表参道・・・

夜な夜な“カフェめぐり”してたのもこの頃。


● 『 Sea Paradise -OLの反乱- 』 中山美穂
特にファンというわけでもなく・・・なのに・・・なぜか・・・

この曲だけは・・・いまだに・・・たまに・・・

無っ性に!聞きたくなります。

実際、聴いています。

 

● 『 1989 (A Ballade of Bobby& Olivia) 』 KAN
平成年間通じて、変わらず、ずーっと聴き続けているのはKANかも。

・・・と、これ打っていて改めて気付きました。

笑っちゃうか、大感動するかのKANさんの曲のなかで、

一番好きな、時空を超えるドラマティックな一曲。

映画のワンシーンを観るかのような美しい一曲。

いつ聴いても大感動。

(『 ブログ!ブログ!ブログ!』もそうとう好きだけど。。。)

 

● 『Begin』 東方神起
今、愛用WALKMANに韓国語曲が大量に入っているのは

この1曲があったから。

この曲は日本語楽曲ですが、

その美しすぎるキム・ジェジュンの歌声に骨抜きにされ、

しだいに韓国語楽曲ひいては韓国語そのものに

強い関心を持つようになりました。

今では동방신기はもちろん

씨엔블루だとか혁오だとか・・・

韓国語の曲を聴くのも日常になりました。

 

● 『 ain’t on the map yet 』 Nulbarich
ここにきて見事に価値観ひっくり返された、

ナルバリッチ。

日本語とか英語とか、

言葉も国もメンバーも演奏形態も固定されず、

ただただ、ひたすらにカッコイイ。

私のなかでグローバルって今、

“こういうこと”な気がしています。

 

● 『 Yes, I do. 』 米倉利紀
この曲に出会ったことで、その後、ライブやお芝居も含めて

通算65回も米倉さんの舞台を観に行くことになりました。

歌が上手い人の歌というのは、

ライブで体感すると楽しいこともこの人で知りました。
おそらく、自分の生涯で運命の一曲になると思います。

 

 

 

私が10代の頃はまだ昭和で、

子供の頃はテレビから流れるアイドルソングを、

思春期の頃は兄貴の部屋で洋楽レコードを聴いていました。
カルチャー・クラブ、G.I.オレンジ、New Kids On The Blockなど

当時流行りのグループをよく聴き、一方では・・・

“中学生の小遣いでマンハッタントランスファーのLPを買って聴く”

・・・ような、若干ませたところもありました(笑)。
日本人で唯一のめり込んだのは大江千里、

好きだった『コスモポリタン』は今もよく聴く曲です。

 

平成になって、大人になって、

聴く曲、聴ける曲、

その手段もぐっと拡がりました。

次の時代はどんな10曲と出会い

自分がどう変わるのか、

今からとても楽しみです。