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NOTE

日記にはしません。

社会と自分。

私は大学という組織の中に居るし、大きく考えれば日本という社会で生きています。物理的に日本に住んでいるかどうかではなく、日本に帰属意識があるということ。いつでも日本が精神的にも私にとって帰る場所であるということ。
それは私が日本で生まれ、日本で育ち、日本が大好きだから、日本の役に立てるような人になりたい、なんて単純な思いをうみます。そうなるためには、日本のことを知らなければいけないし、日本のことを棚にあげて生活するなんて以ての外。こうして今日本を離れてアメリカで生活していても、あらゆる場面で悪い意味でも良い意味でも常にアメリカと日本という二項対立は意識の中で潜在しています。

一番日本のことを知れるのは、政治だと私は思います。

諸問題があるにせよ、根本は日本国民を代表する人たちの集まりですから。実際完璧に民意が反映されているかとかそれは各局面で異なりますし、今衆議院解散総選挙を目の前にしてそんな根本的な意味が果たして通用しているのかはハテナですが。いずれにせよ、私は政治に無知ながらも常にどこかで期待していると思っています。この人なら状況を打破してくれるんじゃないか、とか。もちろん、その人のメディアを通した発言、行動で「んなことあるわけないだろ」って冷静に考えたらわかることもあるんですけど。それでも、ここが自分の短所でもあるんですけどどうしても感情的な面で、割り切れることは出来ないんです。
それでも、20歳にもならない私が出来ることって何なんだろう、選挙権を持たないことが無力なのか、選挙権を持たなければ何も出来ないのか、そんな疑問はずっと残っていました。社会に声をあげて、私にも力をください、なんて言えなかったくせに。そんな勇気も度胸もなく、今だってこうしてブログで書くことしか出来ないのに。


そんな中、東北へ行く機会で出会った人の繋がりでよくインターネット上で名前を見る人が居ました。あえて名前や団体名は出しませんが。その人の名前を知ったきっかけは「模擬選挙」というもので。選挙権のない20歳以下の若者に政治を近しくしようと活動している人たちでした。同じ思いだったことの上に、「動いている人がいるんだ」と衝撃的だったのも事実。同年代ながらもなんだこの違いは、とハッとさせられたのを覚えています。実際、私が選挙に対して深く関心を持ち始めたのもそれがきっかけだったと思います。同じ世代で同じ思いで社会と、政治と向き合っている人が居るんだ、と希望を見たから。


だから、ショックでした。こんなことがあったのか、と。

もちろん、法に触れる行いはやってはいけないこと。罪を認め、償い、更正するべき。というか法に触れたこと云々より、人の期待や信頼を裏切る行為が人間として許されないことだからこそ、多くの人が期待し信じていたからこそ、これだけ批判も多いんだと思いますが。そこに関しては私も異論なしです。友達同士でさえ、嘘をつき裏切ることがどれだけお互いを傷つけ、未来を失くすか。それが社会、ひいては自分たちよりも長く生き、世の中を知る人を相手、仲間となればその責任はどうなることか。別に友達だから、社会だから、そんな境界線のことを言いたいわけでもないしそこが重要なわけでもない。今回のことで、自分の考えに責任を持ち、それを不特定多数の人間に発信することがどういう意味をもつのか。どれだけの責任と信頼を受けて自分が社会に声をあげることが出来るのか、そういうことを身を以て示してくれたと思います。

私は友達でも、知り合いでもありません。ただ同じ疑問を持ち、それを体を張って世間に提示し、批判・未熟さを伴いながらも逃げ出すことなく純粋に政治と向き合ってきたように見えたから、仲間意識というか期待というか。同じ年代だったこともあって、そういう意識を持っていました。前に書いた通り、私は悪い方向に作用しやすいんですが、感情的なので「犯罪だ。ふざけんな」と一蹴することは出来ません。事実だけを受け止めればそうですよ。犯罪です。でも勝手ながら、私にとっては希望であり、多くのきっかけを作ってくれたものだから。そんな簡単にはい、さよなら、とは言えないんです。その組織に所属もしていないのに何様だよって話ですけど。非常に身勝手なんですけど。というか、日本をこれから担う世代の人間として、お願いします、私にも声をあげる権利をください、教えてください、とも懇願せず、声をあげる勇気も度胸もなく何もしてこなかった私の方がよっぽど罪が重い。「政治に興味があります」とか事ある毎に言ってるくせに、じゃあちゃんと行動に移して来たの?って聞かれたら胸張って言えないんですよね。

だから、私は一個人として、同じ年齢の大学生として、これからも応援をし続けていくつもりだし、同時に私の今居る環境、アメリカで今出来ることを小さいながらにこなしていこうと思います。
彼らがやってきたことのような、直接表に出て世間の評価を受け、多くの若者を動かすだけの力があるものではないかもしれないけれど、微力ながらにその思いは持ち続けようと思います。


他人事のように、他のニュースと同じようにTwitterでもFacebookでも流れていることだったんですが、どうしても素通り出来なかったので、思っていたことをぶちまけました。

shoko