M193B完成しました、1994年のミナルディチームのマシンです。実はホビーショーから帰ってきた日に完成させてました😅




ミナルディチームと、93年シーズン途中でF1から撤退したスクーデリアイタリアチームが合併、94年からは「ミナルディ・スクーデリアイタリア」として参戦。ミナルディが技術面、スクーデリアイタリアが資金面を担当と、それぞれのチームの短所を補う形での合併になります。




その影響か、マシンカラーリングがこれまでのミナルディの黄色と黒ベースから、青系や工具メーカーのベータのコーポレートカラーのオレンジが加わったカラーリングに一新。




ドライバーは、ピエル・ルイジ・マルティニ、ミケーレ・アルボレートと、それぞれのチームのエースだった2人を組み合わせたラインナップ。




マシンは、93年のミナルディ・M193の改良型のM193B。




開幕戦ブラジルでマルティニが8位で完走したものの、続くパシフィック、サンマリノではダブルリタイアと精彩を欠きます。




そして迎えた第4戦モナコ。予選でマルティニが9位、アルボレートが12位と好位置を獲得。

マルティニはスタート早々にジャンニ・モルビデリ(アロウズ)と接触してリタイアに終わりましたが、アルボレートは順位を上げて入賞圏内付近でレースを展開します。




順位を当時の入賞圏内の6位に上げると、後ろからJ.J.レート(ベネトン)に迫られるも、順位をキープしたままチェッカーフラッグを受け、チームに初めてのポイントをもたらしました🏁

結果的にこれが、アルボレートのF1での最後の入賞でしたね…




次のスペインでは、マルティニが5位入賞☆ そんな、チームにとって連続入賞をもたらしたM193Bに代わり、次のカナダからは新車M194が投入されます。

カナダでは193Bも持ち込まれ194と混走していたため、次のフランスで193Bはお役御免となりました。




キットはタメオ製、元々開幕戦ブラジルの仕様でしたが、モナコ仕様に変更しました。




短めだったフロントノーズを延長、それに伴いフロントウイングも作り変えました。サイドポンツーンの開口部も狭く加工。リアウイングをノーマルタイプからメゾネットタイプに変更しました。

ノーズ横とサイドポンツーン上面のベータのオレンジと、コックピット横からリアヘの細い白いラインの部分はデカール、それ以外はすべて塗り分けです。スポンサーロゴの変更部分は、ジャンクや自作デカールを使いました。




5月も終わろうとしてますが、ようやく今年最初の完成記事を更新することができました😅

実は並行してもう1台作っていて、そちらも完成したので、後日披露したいと思います。