こんにちは。
久しぶりの更新でございます。
唐招提寺編
1998年世界遺産登録。
759年に、仏教の戒律を学ぶための道場として鑑真和上※によって創建されました。
金堂、講堂など、国宝や重要文化財の宝庫です。
奈良の旅で、最初に訪れたのは『唐招提寺』です。
静かで品位と威厳に満ちたお寺でした。
まずはホテルを出て自転車を走らせますと、
なにやら面白い看板が目に入りました。
「豚珍館」
トン・チン・カン…
私のこと
かと思いながらそのまま自転車を走らせていると、その先にまた看板が出ていました。
おもしろい!
関西の人はユーモアがあるな~と感心しながら、さらに自転車を走らせていると今度は駐車場にお地蔵様を発見!
「出屋敷地蔵尊」と書いてありました。
こういうの、奈良らしい感じがします。
そしてさらに進むと…
「都跡村役場跡」
奈良は本当に古い歴史のある所ですね。
そこかしこに由緒ある建物が保存されているのだなぁ~と、ここでも感心致しました。
感心してばっかりで、ぜんぜん唐招提寺に着きません。
唐招提寺はどこだ~
(↑自分が勝手に寄り道してたんだけど)
さらにさらに自転車を走らせて行くと、なんとなく唐招提寺が近づいてきたような気が…(←唐招提寺は近づいてきません。私が近づいてます)。
奈良は川が多いですね。昔はこの川をつかって、物資を運んでいたのかな…
この川で写真を撮っていると、ある人が現れました。
その方は、私が途中で道を尋ねた方です。
ところがです。その方はですよ、私がのらりくらりと目的地まで着ける様子が無いのを心配し、唐招提寺目前まで私を付かず離れず見ててくれたのです![]()
もちろん私はそんな事知りませんでした。
この川で写真を撮っているときにそばにいらして、お話を聞きビックリしました。
↑その方は、自転車に乗ったこの後姿のお方です。
奈良の人って何故こんなに優しいのでしょう!
そうこうしているうちに「唐招提寺」の南大門に到着です。
いきなり到着ですよ。
門前から厳かな雰囲気が伝わります。
せ…世界遺産ですよ
うわぁ~…すごいなぁ…
中の建物はこんな感じです。
入った正面に見える金堂の大屋根、「天平の甍」といわれるものです。
もういきなり唐招提寺のイメージそのままです。
私の印象は、緑と茶色と白。この3色で彩られていた感じがします。
地球上の最小限の色味だけが存在し、なおかつ最大の美しさがここにあると感じました。
↑「戒壇」です。
このお寺を創建された鑑真さんが日本に招かれた最大の理由は、日本に「受戒」を伝えて頂く為です。
どこから写してもキレイです。
そしてここに生きる生命体に、とても神聖さを感じます。
カエルも、
亀も、
ハスも、
(お饅頭ではありません)
生命活動を終えた、松ぼっくりに至るまで…
境内の中は神秘と奇跡と穏やかさに包まれていました。
皆様、唐招提寺はいかがでしたでしょう![]()
えっ
どんなお寺か良く分からなかったって![]()
おかしいな…
それでは、皆様ぜひ直接唐招提寺にお越し下さい![]()
素晴らしいお寺ですからね![]()
さて、次の場所に参ります。
その前に、一休みしよっと…
唐招提寺前のお土産屋さんです。
ここで食べたソフトクリームが美味しいのよ![]()
次回はここからすぐの『薬師寺』です。
次回も読んでね![]()
※鑑真和上(西暦688~763年)
唐招提寺ホームページより
唐の時代の大師。
西暦742年に日本の留学僧が、鑑真さんのお弟子さんを日本へ派遣していただくようお願いしました。
しかし、命がけの航海と良く分からない文化の国日本に、鑑真さんのお弟子さん達は来たがりません。そこで鑑真さん自らが来日されることを決意しました。しかし、鑑真さんは高僧でしたから、来日に際して唐の皇帝や弟子達の妨害にあいました。航海に出ても、嵐、漂流、一行の僧の死、などなどその旅は肉体的にも精神的にも過酷を極めます。そして、旅の途中失明してしまいました(または疲労がたたって来日後に失明など諸説あり)。そして、12年(または10年)という月日、5度の挑戦と失敗など、命がけの旅のあと、6回目にしてようやく奈良の都に到着されたのです。
最初の5年間は東大寺、その後この唐招提寺で5年間過ごされました。
西暦763年に亡くなるまでの10年間、仏教を正しく伝えることだけでなく建築、彫刻、薬など唐の進んだ知識や技術を日本にもたらしてくれたのでした。そして、貧しい人や孤児を救済する施設をつくるなど、尽力されたのです。
この方がいなければ、日本の仏教や文化、または社会は違ったものになったかも知れません。
この時代の危険な船旅に挑戦した時54歳。何故、命を懸けてまで日本に来てくださったのか、鑑真さんの本当の気持ちを知ることは出来ませんが、ただただ感謝するばかりです。
参考文献・資料出典
唐招提寺ホームページ
るるぶ奈良
wikipedia
『読むだけですっきり分かる日本史』後藤武士(宝島文庫)





















