こんばんはニコニコ
昨日もらったステロイド剤のお陰+お天気が良かった事もあり、今日は関節痛がだいぶマシでしたおねがいチューリップ
体の負担が1つ減るだけで心のストレスは全然違う事を改めて実感しましたキラキラ
妊娠中の我慢は良くないな、と改めて実感しましたアセアセ


今日は出生前検査についてお話したいと思います。
※辛い経験をされた方もいらっしゃると思います。読みたくない方は読まないでくださいね。


昨日の記事でお話したように、私は19歳の時に関節リウマチが発症しました。
※リウマチについての記事は
をご覧ください。


治療中服用していた薬は毒性が強く、病気の性質的にも寛解状態になった上で一定期間薬の服用を止めてからでないと、流産・早産になるリスクや染色体異常の赤ちゃんが生まれるリスクが同世代の健康な女性よりも高くなってしまいます。
※関節リウマチの場合、病気が寛解状態になる前は妊娠出来る可能性が低いので、妊娠を望む場合、まず病気を寛解状態まで落ち着かせる事が必須条件になります。また産後に病状が悪化するリスクが高いです。


私にとって、リウマチと出生前検査は切っても切り離せない関係でしたアセアセ

病気のコントロールや薬の服用ルール等、自分で出来る努力は勿論した上で、仮に染色体異常の赤ちゃんを授かったとしても、自分の子供として受け入れたいし、出産後自分の体調がすごく悪化してしまったとしても、自分の子供を産みたい。。


…自分ではそう思っていても、私の体調が著しく悪化した場合、赤ちゃんの面倒を見るのは旦那さんになります。

旦那さんへの負担も考えて、出生前検査をした方がいいのか…
検査で陽性だったらどうすればいいんだろう…

赤ちゃんが出来たと分かった時からずーっと悩んでいました。




…妊娠9週目の頃、旦那さんについに悩みを打ち明けましたショボーン

旦那さんも助産婦さんから話を聞いていたので概要は把握していましたが、もう一度情報を整理する事から始めました。


主要な出生前検査には非確定検査と確定検査の2種類があります。
現在日本で行われている検査は非確定検査では①母体血清マーカー検査(クアトロテスト)、②コンバインド検査、③新型出生前検査NIPTの三種類、確定検査では④絨毛検査、⑤羊水検査の二種類があります。
非確定検査ではエコーや採血のみの検査のため死流産のリスクはありませんが、診断結果は確定できません。確定検査では診断は確定しますが、1/100〜1/300のリスクで死流産のリスクがあります。
※詳しく知りたい方はこちらをご覧ください。


日本では2015年から新しく開始された、③NIPT検査が死流産のリスクがない上に診断精度が99%と高いので、理想的な出生前検査として注目されていますが、受けるためにはいくつかの条件があります。私は35歳未満なので公式な検査医療機関での検査は受けられません。
認可外の病院も沢山ありますが、赤ちゃんにとっても私たちにとっても一生に関わる問題なので、認可外で行った検査に万が一のトラブルがあった場合、一生後悔する気がしたので選択肢から外しましたアセアセ
※NIPTの詳しい情報、医療機関はこちらをご覧ください。


⑤の羊水検査は約1/300の確率で死流産のリスクがあります。
1/300という数字を現実性のある数字と見るか、ほとんど起こり得ないと見るかは人それぞれだと思います。。
ちなみに10代で関節リウマチにかかる可能性は1/1000以下です。そう考えると私には十分自分の身に降りかかる可能性があるように思えて、選択する気になれませんでしたタラー
④の絨毛検査は羊水検査よりもリスクが高いので選択肢に入りませんでした。


そうなると残るは①母体血清マーカー検査(クアトロテスト)と②コンバインド検査ですが、非確定検査の場合、陽性・陰性を分けるカットオフ値よりも確率が高いか、低いかの結果のみ分かります。偽陽性の確率も高く、この検査で陽性となった場合、羊水検査を行う方が多いそうです。



一通り情報の整理を終えた後で、もう一度話し合いました。

・病気の事を考えると私が妊活できる期間はこの先あまりないかもしれない
・妊娠確定後、リウマチの血液精密検査をした結果、リウマチや薬の服用による染色体異常のリスクは特に見られないので危険性は同年代の女性とほとんど変わらない
・出生前検査で染色体異常の有無は分かるが、その他にも沢山の病気もあるし、生まれてから重い病気にかかる子供も沢山いる
・勿論健康は大事だし、赤ちゃんが元気に生まれて来る事が1番だけど、病気だから本人や家族が必ずしも不幸、という訳ではない



…結論として、私達は出生前検査を行わない事に決めました。
命の選択、という簡単な一言では片付けられない悩み、苦しみ、葛藤、心の痛み…が出生前検査にはあると思います。


私達は検査を行わない事に決めましたが、赤ちゃんを迎えるにあたり、赤ちゃんの健康について2人で真剣に話し合えて良かったと思います。
自分で自分の選択を後悔する事がないよう、決めた決断に責任を持って過ごしたいと思いますウインク



読んでいただき、ありがとうございました