詐欺と聞いて何を思うでしょうか。


他人の大切な財産を手を変え品を変え奪おうとする行為ですが、意外と身近にも小さな詐欺にあったという方がいるという人は多いのではないでしょうか。


意外と他人ではなく、昔からの知り合いの相談から始まって、品物を買ったり、お金を貸したりというのも詐欺というのであれば、かなりの方が多かれ少なかれ被害者になってしまっているのかもしれません。


絶対に騙されることはない、と思っている方、騙されないように気を付けようと思っている方いろいろでしょう。


冷静になればおかしなところがたくさんあるのにもかかわらず、騙されてしまう人は後を絶たないのです。


騙されそうになる詐欺の種類は自分の弱点につながっている気がします。


もちろん家族の有事はどんな人にも弱点に成り得ます。


お金に対して執着が強いことも弱点になってしまうかもしれませんね。


大切なあなたの築いてきた財産を、いえ借金をさせてでも奪ってやろうと集団で狙っています。


いざというその時、冷静になるための手段を日ごろから用意しておきましょう。


去年、振り込め詐欺の被害にあった方が過去最高だったといわれています。


これだけ世の中に振り込め詐欺という言葉が浸透していても、だまされてしまうことも多いようです。


ではどのような人が詐欺にあいやすいのでしょうか。


なぜか1度詐欺にあった人は同じようなことでまただまされてしまうことが多いといいます。


詐欺にあう人というのは一定以上の収入があり、お人よしな人が多いようです。


詐欺師ももちろん、行き当たりばったりでターゲットにする人を決めているわけではありません。


細かなリサーチの後で決めることが多いため、ターゲットの勤務形態や行動、人柄、預貯金のおおよその額など、見方によっては本人が忘れていたり見落としていたりするような細かいことにも気がついている可能性があります。


もし、最近、自分の周りで変わったことが起こった場合は念のため用心するに越したことはありません。


どんなに仲の良い人であっても、お金が絡むとどうなるかわからないため、”自分だけは詐欺には合わない、大丈夫”ということはないのです。


小松克彦のホームページ

世の中の動きが国際化していますが、詐欺もまた国際かしているようです。


419詐欺という詐欺はナイジェリア刑法419条に反する犯罪で、海外の政府関係者を名乗り秘密資金を送金するために銀行口座を貸してほしいともちかけてきます。


謝礼をちらつかせながら、巧妙に手数料をまきあげる手口です。


過去にその国でビジネスの実績がある人がターゲットになります。


そのほか、インターネットで当選した宝くじの当選金を受け取るための手数料を要求してくるケースもあります。


貿易取引を偽装して資金をだましとろうとするケースもあり、インターネットでのサイトやオークションの質問欄からコンタクトを取ってくるようです。


騙されないようにする対策としては、むやみに反応しないことです。


断る旨のメールもアドレスを通知してしまうので避けましょう。


既にやり取りを始めてしまっていても、気づいたときから返信や連絡を遮断しましょう。


無視していれば、いずれ諦めます。


当然のことですが、口座番号やパスワードは絶対に教えてはいけません。