詐欺のニュースをよく耳にするかと思います。


自分には関係ないと思ってもあなたや、あなたの周りの人の近くにも詐欺師が近づいてきているかもしれません。


詐欺の被害に合わないためにも、詐欺について少し知っておきましょう。


まず、一番有名なのは振り込め詐欺ではないでしょうか。


親族を装って入金させる場合や、警察や弁護士、銀行員のふりをしてキャッシュカードや暗証番号を奪われるといった被害があります。


インターネットの普及とともに出会い系詐欺やワンクリック詐欺、架空請求詐欺といったものも増えています。


他には、結婚詐欺やデート詐欺と言ったような恋愛を利用してお金をだまし取るといった詐欺も横行しています。


近年では、国際結婚を望む人がインターネットなどで知り合った外国人から騙されるケースも報告されています。


騙されている人は、まさか自分が騙されるとは思わなかった人がほとんどです。


少しでも、おかしいと思ったら家族や友達、警察などに相談してみましょう。

結婚詐欺は犯罪としては立証しにくいそうです。


純粋に結婚したいという人の気持ちを逆手にとって、いろいろなアプローチで金銭などをだまし取るということのようですが、だまされた方にその自覚がなかったり、だまされたことを信じたくないために訴えなかったりということもあるようです。


では、だまされないためにはどうすればいいか、いくつか確認できる方法を挙げてみます。


まず、電話番号とアドレス以外は何も知らない、自宅を知らない、相手の友人に会ったことがないという時点で、少し警戒した方がいいかもしれません。


家族に会わせてくれない、結婚の話は出ても具体的には先延ばしにされる、連絡がつかなくなる、会える日が決まっているなどの状況があれば、疑った方が良いのかもしれません。


さらに事業の融資を依頼されたり、預金額などを聞かれた場合はひとりで悩まないで、大事になる前に、誰かに相談した方が良いかもしれません。


実際に被害を受けても、相手にだますつもりがないと言われてしまえば事件として取り扱ってはもらえませんので、難しい話ですが、被害に遭う前に見極められるようにしましょう。