今回はフィオレンティーナCLの第1節をお送りします。
【試合前会見】
夏の移籍市場も閉幕し、いよいよシーズンが本格的に始まりますね。
「そうだね。ここから長い道程だ。気を引き締めていくよ。」
夏の移籍市場と言えば、フィオレンティーナは結局3人の新選手が加入しましたね。
「ヴィマー、サンペール、そして、サンティ・ミナだね。ミナについては最終日に獲得した。サイドのタッチラインで果敢に仕掛けられるプレイヤーが欲しかったから、彼には非常に期待しているよ。」
なるほど。先日、CLのグループが発表されました。開幕節はバルセロナとの試合です。
それも含めいかがお考えですか？
「まず、グループだが、中々厳しいグループに入ったね。客観的に考えると我々はリヨンとともに2位争いをすることになるだろう。
初戦のバルセロナだが、久方ぶりのCLの舞台の最初の相手がバルセロナというのは難しいものがあるね。笑
全力を尽くすよ。」
最近では4-1-2-3も採用していますが、バルセロナ戦ではどのようなフォーメーションで臨むのでしょうか？
「4-1-2-3はまだ試用段階だ。それに彼らを相手にポゼッションを奪いにいこうとは思わないよ笑」
となると3-4-2-1でしょうか？
「そうだね。ポゼッションは譲っても我々は上手くスペースを支配して試合に臨みたいと思っている。」
なるほど、期待しています。
「ありがとう。」
【試合】
バルセロナスタメン
前線は相変わらずのMSN。
CBにはボアテングが加入。
特にバルセロナの様な相手には、ボールの支配は厳しいため、割り切ってスペースの支配を目指す。
前線3枚を活かしたショートカウンターやサイドを起点にした攻撃を狙いたい。
試合はボールを持つバルセロナ相手に、フィオレンティーナがブロックを敷いて迎え撃つ構図で進んでいった。
フィオレンティーナは前線のMSNに対して、数的有利な守備を意識して、彼らの個を抑えつつ、素早いカウンターが奏功。
すると28分、ゴメスのパスを受けたイリチッチが得意のドリブルで対面のDFをかわしてシュート。これが決まり1-0！
アウェイのフィオレンティーナが先制！
更に32分、ペレスの前線でのカットからショートカウンターを発動。
ペレスのスルーパスに抜け出したゴメスが独走して、最後は並列して走ってきたイリチッチ！2-0！
イリチッチは2点目。
前半終了。
バルセロナは中々攻め手を作れず、フィオレンティーナはカウンターで効率良く得点を重ねた。
後半に入っても構図は変わらない。
51分、右からのクロスにマリオスアレスがヘディングでシュート。これをクリアしようとしたアウベスがオウンゴール。3-0
更に78分、バレンシアのクロスにイリチッチがワントラップボレーで合わせて4-0！
イリチッチはハットトリック！
その後、最後までバルセロナを抑えたフィオレンティーナが4-0で開幕戦に勝利した！