→前回の続きの手術編です。


さて、手術室に入り車椅子から降ります。
私も手術用の服に着替えます。

色んな人が挨拶してくれます。 
人数多いですねー!
お医者さんだけで4~5人いますからね。

手術台に横になって、腰椎に麻酔を打つため、海老のように丸くなります。
1発かと思ったら、何回か刺されましたね。笑
しかも、左足に激痛が走って、ビクってなりました。
背中に注射なんて打ったことないから不思議な感覚でしたが、痛さは普通の注射でした

その後からはあまり、よく覚えてない(プチパニック)。笑

胸の位置までシートが被せられました。
向こう側がめっちゃ気になる
早くも足の感覚はほぼない。
何か重りがついているような感じ。
準備が整ってから、社長がやってきました。

みんなが慌ただしく動く中、みそっかす感が半端ない社長。笑
給食室のおばちゃんみたいな格好で、私の隣に着席。

自分の心拍数が気になって、チラチラ確認してたら
急激に心拍数が下がって、呼吸が苦しくなった

『ちょっ、あの、息苦しいです』
すぐにSOS。
呼吸困難になるかと思った。笑
麻酔が効き過ぎたのかな?

何かの薬を点滴に入れられ、ちょっと落ち着く。

社長は何が何だかよく分かってない感じです。笑



「これ、触ってるのわかりますかー?」
『触られてるのはわかります。』
「冷たいとか分かりますか?」
『うーん、冷たくはないです』
「分かりました」

そして、突然の手術開始宣言。

感覚あってもいいんだ!笑

しゃべってもいいのか分からず、しばし無言。
執刀医が偉いお医者さんらしき人に怒られている…不安。笑
看護師さんが話しかけて来てくれたので、手術室って寒いですねーとか世間話。

社長とも談笑。
笑っていいのかわからんが

何分かして
「もうすぐですよー」と聞こえ
お腹をゆっさゆっさ揺さぶられる。
内臓飛び出そう。笑
足元からは「もっと!」と掛け声。笑

私『おおー揺れますなぁー笑』

社長『すごい揺れてるけど、大丈夫なの?(小声)

そんなに揺れてます

「破水しましたよー」

いよいよか!!




………??

泣き声、遅くねっ?!

手順が分からないのですが、現場の人たちはみんな赤ちゃんの方向を見ている。

そして、時計に目をやり…

オギャーーーーー!!

「おめでとうございます!」

わぁぁぁぁーーーーー
うーまーれーたぁぁぁーー

あっさりと
うーまーれーたぁぁぁーー
すげぇぇぇーーー

執刀してから15分でした。
私、お母さんになったのね…変な感覚だわ。

感動もつかの間。
お腹を縫う作業。

社長『ねぇ、見ちゃったよ。血が2リットルくらい出てるよ

なんですと?!

最初のうちは余裕だったのに

『ちょっと、気持ち悪いです。吐きそう。』
社長は赤ちゃんに夢中。

痛みはないのに、気持ち悪さがくるってどういうことだろう…
お腹の中、空なのに。

「今、気持ち悪くなるところを縫ってるのよー。吐く?」 
『嗚咽します』

気持ち悪くなったと思ったら、今度は

『い、息苦しくて、鎖骨が痛いです。右側だけ痛い!』

騒ぐなw

いや、でも、なぜ鎖骨が痛くなるのかわからん。

「たまにいるんですよ!鎖骨痛くなる人!」

えっ?!
なぜ?!笑

しかも、結構、尋常じゃない痛みですよ。
折った時くらい痛いです。←折ったことある

そんなこんなで、無事、赤ちゃんが胸の上に!
カンガルーケアです


社長そっくり…

エコーじゃ全然わからなかったけど

生き写しや…

カンガルーケアもそこそこに、ベッドへ移され、そのまま病室へ!

…と思いきや、私が予約した個室が現在埋まっていて入れないとのこと。笑

ワンランク上の個室なら空いていると言われ、仕方なくそこにすることにしました。

次の日には移れましたが、こーゆーこともあるんですね