診察日より2日後、お昼前に突然大量出血。

お手洗いで貧血で倒れかけて動けなくなっていたところを夫に発見され、救急外来にかかることに。
休日で救急外来は混んでいて、採血後はベッドに横にならせてもらって長時間待つことになった。
待合はかなり混み合っていたので、別室で寝かせてもらえただけ恵まれていたと思う。


外来から車椅子で移動して産婦人科の病棟で診察してもらう。久しぶりに会う担当先生の安心感よ…!

(この前の経過診察は別の先生だった)


「これは入院だねー」

改めて胎盤遺残であるとの説明を受ける。
貧血の数値が7まで下がっていて、輸血をすることになった。さらに出血状況の経過をみるため入院が決まる。入院の可能性はうっすら感じていたけれど、入院日数が分からないと言われて思っていた以上の事の大事さに少し焦る。


胎盤遺残は胎盤が完成していない時期だったことの影響や、不妊治療の人は普通より起こりやすいそう。
また、今後出血が続く場合の治療について話があり半年位は妊娠できないと思うと言われてショックを隠せず。

看護師さんが輸血や点滴用、更に採血と両腕から血管探し。
もともと出にくい血管が貧血で更に見えなくなって、ものすごい時間がかかった。
この間に入院に必要なものを夫に買いに行ってもらったのだが、帰ってきてもまだ終わってないので驚いていた…。


取り急ぎ個室にしてもらって、入院手続きなど落ち着いたら夫は帰宅。

部屋で看護師さんと話している内に、今の状況を実感して泣けてきてしまった。


辛いことを乗り越えて、前を向くつもりだった。
気持ちはもっと時間がかかるだろうからまずは身体からと思っていたら全然だめだった。
こんな形で病院に舞い戻って、どの位入院するんだろう。
ただでさえ厳しい状況の妊娠がまた遠のいてしまった。希望が手からこぼれ落ちていくような感覚だった。