保育園事故。知らぬ存ぜぬを突き通す園側。その強気の理由とは? | まりも日和

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鳥好きライター、鳥類学講師、すずき莉萌の鳥好きブログ。
愛鳥家のみなさんにとって、ほんの少しためになる内容を目指します

わたしのブログは、


テーマが定まっていなくて、


犬や鳥の話題かと思えば、


子どもの幼稚園や学校のこと、


そして仕事のライター業やカウンセリングのことなど、


ぜんぜん、これというコンセプトがなくて、


読者の方には、おそらく興味のない記事も多く、


ご迷惑をおかけしていることと思いますm( )m



そんな中でも、


あえて前面に書いてはおりませんが、


自分としては、一本、


柱として掲げているものがあります。



保育園で起こっている事故に関するものです。


このブログを作ったきっかけも、それが発端でした。



かといって、


たくさん、そういった記事を


書いているわけでもないのですが・・・・。


(すいません)




このブログにたどりつく方々の、


検索ワードをチェックすると、


「保育園  赤ちゃん 事故 SIDS 」


といった言葉が毎回、トップになっています。



毎日、少なくても10以上、


多いときには数百という数で検索して


保育園事故を取り上げた


過去ログを見てくださる方がいるようです。



いかに、


我が子を預ける保育園側の不透明性、


そして、てっとり早く、


受け皿を増やすことばかりを考え、


子どもたちの安全性や快適性を無視した方向へと


突き進む保育行政に


不安を感じている方が多いのかが


こんな弱小ブログでも痛切に感じられます。




そんな中、以下の過去ログを見て頂いた方から


コメントが寄せられました。



保育園での死亡事故 報告の義務はナシ?!



1歳に満たないお子さんが、


園での保育中に、大腿部を骨折していて、


連れ帰った家族が、


その異変を発見。


お子さんは即入院。



園側は、骨折に関し、


知らぬ存ぜぬで、


まったく非を認めまいという強硬姿勢


なのだそうです。



周囲は乳幼児ばかりの密室で起こった事件。


親が追及しても、しらを切りとおそうとする


保育園側の態度は、


もはや、過失というレベルではなく、


第三者の故意によるケガであることを暗に認め、


隠ぺいしようとしているかのようにも


わたしには感じられます。



太ももなんて、交通事故など、


よほどのことでもない限り、


折れたりしないものですからね。



しかも乳幼児なんて、


わたしたちより骨もやわらかいですから、


めったなことでは折れたりしないはず・・・。


恐ろしい話です。




例えば、話はかわりますが、


小学校で子どもが足を折って帰ってきたら、


教師や学校側は


「気づきませんでした」


「学校は関知しません。」


「気づかなかったからうちのせいじゃない」


とはいえないはず。


なのに、なぜ保育園だけは、これがまかり通ってしまうのでしょうか。



小学校だったら、もしそんなこといったら、



たちまち親に教育委員会に駆け込まれます。




教育委員会は、校長にはない、人事権や、


教師の懲戒処分の権限を有していますから、


学校側も、その名前を出されると


ひるむ部分があるのかもしれません。



そう考えると、


ようするに、教育委員会のような立場の、


いわば外部監視制度が


保育園にはまったくないという点も、


大いに問題なのではないでしょうか。



保育園児の親が市区町村に駆け込んだところで、


以前の公設の保育所のように、


役所が行政の一環として運営しているというのは減っていて、


役所が認可したという形で、


民間が営利目的で運営している保育園が増えています。



役所にとって、こういった民間の保育園は、


教育委員会のように


自分たちの監視下にある施設というよりは、


むしろ保育行政を助けてくれる、


「お客さん」みたいな立場にあるといえます。




もし、民間の園がひとつでも減ってしまえば、


受け皿が減ることになり、


行政側にも負担が増えるわけですからね。




わたしは、保育園で働いていたことはありますが、


保育行政に関する詳しい事情を


把握して書いているわけではないので、


もし「それは違うよ」ということがあれば


ぜひ教えてください。



とにかく、お子さんたちが保育園で


置かれている状況だけは、


かなり危ういものであることが、


この読者さんのコメントからもわかることかと思います。



そんな中、


わたしたちに出来ることはなんでしょうか。



このブログを開設以来、


ずっとそれを考え続けていますが、


答えがでないまま、


下の子が保育園を卒園してしまうことに


わたしは母親として危惧を抱いています。